副題:続・あの『反日ブログ監視所』も張り子の虎だった!?(笑) いわゆるネット右翼(左翼)など、ネット上にて様々な工作を行う人たちがいるという。
例えば、自分たちに都合の悪い主張をする個人や団体のサイトに、誹謗中傷やコメントスクラムなどの攻撃を仕掛けたり、ランキングなどで自分たちに都合のいい主張をするサイトを上位に押し上げるように工作を行ったり。
その手口は様々であるが、
要するにネット上の世論を自分たちの都合のいいように誘導するために工作を行う人たちがいるらしい。
最近になっても、明らかに不自然というか、どうも人為的かつ組織的な工作が行われたとしか思えないようなネット世論の動きが、いくつも見られた。 今回も
前回に続いて、数値の操作・偽装工作の中でも、
「攻撃対象へのアクセス数を激増させる(注:特に自サイトから攻撃対象サイトへのアクセスを増やす)ことによって、自分たちの影響力を誇示し、相手にプレッシャーを与える」という手口について、私自身の体験も事例のひとつとして紹介しながら解説する。
そして私は言いたい。
こんなくだらない「偽装工作」を使ってまで、自分を実像以上に大きく見せかけなければならなかったということは、奴らネット工作員どもが、見かけ倒しの“張り子の虎”でしかなかったことの証明である。 ブロガー諸氏、全てのネット活動をしている諸氏は、そういう“張り子の虎”どもを恐れて萎縮することなく、己の信念と良心にのみ従って、ネットでの意見表明を続けていただきたい、と私は思うのだ。


ネット工作員による数値の操作・偽装工作の中には、
「攻撃対象へのアクセス数を激増させる(注:特に自サイトから攻撃対象サイトへのアクセスを増やす)ことによって、自分たちの影響力を誇示し、相手にプレッシャーを与える」というという手口があるらしい。
前回は、それについて論じた。
その一例として、昨年11月始め頃に、私が悪名高き
『反日ブログ監視所』から攻撃を受けた時のことをあげた。
当初、
あちらの攻撃記事からのアクセスがあまりに多かったので、正直びびったものだった。
だが……この時私は、不自然な点や「これはちょっと変だ?」と思える点をいくつか見つけた。そして
「どうも、このアクセス数は偽装っぽい……その疑いが濃厚だな」と、考えるに至った。 ここまでが
前回。
ここからは、「不自然」だとか「ちょっとおかしい」だとか思った点をいくつか説明する。
*そのリンクからのアクセスが多かった時間帯が不自然 まずおかしいと思ったのが、この点だ。
問題の攻撃記事からのアクセスが、夜半か夜半過ぎ頃に激増していたのである。 『反日ブログ監視所』とその管理人・篠原某をコキおろす記事を書いてから、アクセスが増えた。リンク元別のアクセスを調べると、その日のだいたい夜9~10時頃までは
『カナダde日本語』からのアクセスが一番多かった。まあ、これはいつものことだし、自然なことだろうと思う。
それ以後……夜遅くなればなるほど、
『反日ブログ監視所』の記事の方が激増し、
『カナダde日本語』からのアクセスをはるかに凌駕するようになっていた。
ここがまず不自然というか、ちょっとおかしいと思ったのだ。「日曜・祝日前でもない夜中に、多数のネットユーザーが活動している」というのは。それとも『反日ブログ監視所』の読者は、平日深夜や夜半以降に起きていても大丈夫な人たち──学生や失業者・無業者、不規則勤務の人など──ばかりなのか?(笑)
近年ではフレックスタイム制や裁量労働制などの職場も増えてきたようで、また夜勤の人とか、不規則勤務の人も少なくないだろう。だから、平日の深夜や昼間にネットをしているというだけで、必ずしもその人が無職・ニートや「プロ工作員」などとは限らないだろう。
しかしそれでも……、やはり平日昼間や、休日前でもない夜半過ぎに多数のユーザーがネットで遊んでいるというのは、やはりおかしい。おかしいとまで言えなくても、不自然である。 現にこの私も、職業柄不規則な勤務(夜勤や休日出勤、平日休みなど)が結構多い。チャットなどのネット活動の経験も結構あって、それで徹夜をしたことも何度もある。そしてネット仲間にも、学生や不規則勤務の者が何人も居た。
だが、それでも……平日の昼間や夜半過ぎに、多くのメンバーが集まって何かをするなどというのは、まずできなかった。平日でもよくチャット・ルームに来るメンバーもいたし、平日でも何故か大勢集まる時もあった。しかしそれでも……ほとんどのメンバーは、ちょっと喋ってから「明日仕事(学校)があるから」とか、「そろそろ寝る」「もう眠いので」とか言って、早い目に切り上げてしまう。多くのメンバーが夜中の1時以降もチャットに参加できるというのは、やはり土曜日など休日前の夜である場合がほとんどだった。
話を元に戻そう。
こうした私自身の経験からも思うのだが、休日前でもない深夜・夜半過ぎに多数の……不特定多数のユーザーが、仕事でもないのにネットにアクセスしている、というのはやはり不自然である。 だが、昨年11月『反日ブログ監視所』から睨まれた時には、そういう不自然な現象が起きた。ちなみに、いつもの時、及び他サイトリンクからのアクセスの場合は、そのようなことはまずなかった。夜半を過ぎると、アクセスは目に見えて減っていくというか、ほとんどなくなってくる。あたっとしても数えるほどしかない。
以上の現象をどう見れば良いのだろうか?
*攻撃・嫌がらせのコメントをしてくる者の数が、意外なほど少なかった アクセスカウンターの数値がわずか1~2日で1000ほど上がったときには、「おそらく、ものすごいコメントスクラム攻撃が来るのではないだろうか」と、覚悟していた。
だが……実際に攻撃を受けてみると、攻撃・嫌がらせのコメントをしてくる者は数えるほどしかいなかった。 しかも、そのメンバーは固定化されていた。ほとんどが『反日ブログ監視所』のコメント欄等で見たことのあるメンツだった。あ、それから管理人・篠原某自身がコメントしてきたこともあった
(注1)。ご本人自らも出てくるとは、よほど人手・人材不足だったのか?(笑)
当初私は、もっと多人数による派手で大規模な攻撃が来ると思っていたのだが、予想外な攻撃のショボさに、すっかり拍子抜けしてしまった。「泰山鳴動してネズミ一匹」という感じだ。いや、この場合は「ネズミ数匹」という言うべきか(笑)。
しかしそれならば、
「あの1000近くあったアクセス数は、一体何だったのか?」という疑問が沸いてきた。
「アクセス数は多くても、実際にコメントスクラムに加担する者の割合は少なかったのではないか?」
そのように考えることもできたが、もうひとつの可能性も考えられた。それは
「アクセス数自体が、何らかの方法で水増し(偽装)されたものであり、実際にヲチ(監視)と攻撃に関わった者は、少数である」というものだ。
「答えは後者ではないか?」と、私は考えた。
それ以前にも、主に『反日ブログ監視所』関係者による誹謗中傷とコメントスクラムの攻撃を受けたことがあったからであり、その時の経験からそう考えたのだ。
昨年の4~5月頃、一日にいくつもの攻撃・嫌がらせコメントを受けることになった。その削除・排除に必死であったが、そうした状況下にあっても私は、削除したコメントをコメントした者のHN、IP・リモホをコピーして、USBメモリーに保管しておくことを忘れなかった。
そしてそれらを整理して、よく観察してみた。そうしたら、意外なことがわかった。
一見して多数に見えた彼らは、実は見かけよりも少数であったのだ。中には、一人で複数のHNとIP・リモホを使い分けている者も居た。おそらくはそうやって、一人か少数で複数の人格を演じて、多数を装っているのだろう。まさに、以下のバナーにあるとおりだ(笑)。

その後、何人かの悪質コメント者を書き込み禁止にするだけで、コメントスクラムは大幅に抑えられ、やがて鎮静化させることに成功した。
さらに弊サイトのアクセス解析は、なかなか精度が高い。アクセスログを見れば「誰が(どういうIP・リモホの持ち主が)?」、「何時何分何秒に?」、「どこに?」、「どこからアクセスしてきたのか?」などがほぼわかるようになっている。
それを見たら、怪しいリンク元からやってきたユーザーや、以前書き込み禁止にしたIP・リモホの持ち主などの動向や傾向などがよくわかる。
プロクシなどで誤魔化している者もいたようだが、それを見たらメンバーが固定化しているような印象も受けた。
以上のような体験や手段等があるからこそ、「こいつら本当は、少数なのかもしれない」「少数のくせに多数を装っているだけかもしれない」などという疑念を持つことができたのだ。
そうした私の仮説と疑念は、やがて確信に変わった。その理由が、次にあげるものである。
*アクセスカウンターの設定をちょっと変えただけで…… 11月6日の記事以後も、『反日ブログ監視所』とその管理人をこき下ろす記事を何度か書いた。それに対してあちらも反撃記事を書いた。そういう応酬もこれまでに何度かあったのだ。
だが……昨年11月初め頃のように、「あちらのリンクからのアクセスが一日に数百か千近くも増える」などということは、もうなかった。 あちらを刺激するような記事を書くと、主に『反日ブログ監視所』及びその記事、あるいはその関係者のサイトから、一日あたりのアクセス数が増えるのだが、多いときでもせいぜい2桁であった。しかも50を越えることがほとんどなかった
(注2)。
では……昨年11月のアクセス激増は一体何だったのだろうか? あれからおよそ10~20分の1ほどになってしまったのだが、何故だろう?
実は、あの時との違いがひとつだけある。
アクセスカウンターの設定を、「二重カウントする」から「二重カウントしない」へと変えたのだ。たったそれだけのことで、あちらのリンクからのアクセスが激減してしまったのだ。
これはどういうことだろうか? その答えは明らかだと思う(笑)。(注3) いずれにせよ、今や『反日ブログ監視所』の影響力はもはや大したことないのではないか? そう考えるに至った。
私の他にも、それに気づいた人もいるようだ。そういう人は、『反日ブログ監視所』及びその関係者たちから何を言われようが、無視しながら平然とネット活動を続けているようである(笑)
(注4)。
いや、『反日ブログ監視所』だけの話ではないかもしれない。
今まで執拗な荒らしやコメントスクラムなどの悪質行為をしてきた奴らも、同じように“張り子の虎”に過ぎなかったのかもしれない。 荒らしやコメントスクラムに遭った人たちの中には、その前に「自サイトのアクセス数が不自然に激増する」という体験をした人も多いと聞く。それに不安や恐怖心、プレッシャーを感じた人も多いだろうが、その真相はこんなものかもしれない。

長くなってしまったので、今回の結論に入ろう。
荒らしやコメントスクラムなどネット上で悪質な行為をする奴らは、“張り子の虎”である!というより、実は弱くて小さい存在だからこそ、セコい手で自分たちを実像以上に大きく見せなければならなかったのだろう。 そして、ネットで発現をする全ての人に言いたい。
こんなくだらない“張り子の虎”どもを怖れて萎縮するな!
ただ、己の信念と良心にのみ従って、ネット活動を続けていただきたい。 あとは、
(1)パソコンやサイトのセキュリティ
(2)個人情報の防衛
(3)悪質な奴らが自分のサイトにチョッカイを出してきた時の排除策
(注5)の3つに気をつけてさえいれば、怖れることはない。

シリーズ『ネット工作員は数字の魔術師……そして、張り子の虎(笑)』のエントリー
第1回:ランキングが組織的に操作されている!?
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-63.html第2回:ネットでの数値操作・偽装が行われている疑い
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-64.html 第3回:ネットでの数値操作・偽装の疑いがある事例とトリックのタネ
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-65.html第4回:悪質な奴らの出す数値にビビることはない
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-66.html

(注1): その時のリモホをここに公開しておこう。
p292c27.narant01.ap.so-net.ne.jp もっとも、昨年11月の古いものだから、IP・リモホは変わっているかもしれないが……。
(注2): 一日に50を越えるアクセスがあった時もあるが、それは……実は私に関することでなくて、弊サイトの常連読者さんでもあるkaetzchenさんの話題で、弊サイトでのkaetzhenさんのコメントが取り上げられた、などというケースだったのだ。あの人は、私よりもよほど有名人らしいからなあ(苦笑)。
なお、その時でも一日あたりのリンクアクセス数が3桁以上になることはなかった、と付記しておく。
(注3): それとも、他の要因でアクセスカウンターの数値が減ったのが、偶然に重なったのだろうか? でなければ、何百といた(はずの)ネットユーザーはどうなったのだろうか?
あと考えられる原因としては……。
向こうのリンクから来ていたユーザーが直リンに切り換えた?
クッキーをブロックして来るようになったのか?
何百というユーザーが、ある時期から一斉にそのような変更を行う……などということがありえるだろうか?
あるいは、『反日ブログ監視所』のリンクを辿る人……もっといえば読者そのものが激減してしまったのか?(笑)
もっとも、私はネットやパソコン、ソフトウェアなどに関して素人レベルの知識しかないので、これ以上は何とも言えないが……。
あるいは、SEを自称するあちらのサーバー管理人あたりが、何か反論や弁解をしてくるかもしれないが(笑)。
いずれにせよ、今や『反日ブログ監視所』の影響力はもはや大したことないのではないか? そう考えてもいいと思う。
(注4): そういう人の例として、
『日本の将来を変えたいので、ブログを始めました。』の、かむやまといわれひこ氏があげられる。そこには、「中畑」「redpurge2001」とか名乗る『反日ブログ監視所』関係の悪質行為者が、ストーカー変質者のようにつきまとっているが、今ではほとんど無視されている(笑)。
また、
『気まぐれな日々』のkojitaken氏は、「まれに見るほど無能」であるとして、『反日ブログ監視所』を完全無視している(笑)。
(注5): 悪質行為者が自サイトに現れた時の対処法・排除策については、以下のサイトか、あるいは弊サイト「荒らし対策考」のカテゴリーに属する記事をご覧くだされば幸いである。
*荒らし・炎上・コメントスクラムを排除しよう
http://mganeahkzxeagnaeawha.seesaa.net/*2ちゃんねる の攻撃から身を守るためのブログ
http://jyakusya.blog69.fc2.com/

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