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嗚呼、負け犬の遠吠え日記
ある時は、しがない安月給サラリーマン。ある時は、怪しい政経オタク。そんなkomichi(子路)の言いたい放題を綴ったブログです。荒らしなど、ネットの悪質行為の問題にも取り組んでいます。

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ネット工作員は数字の魔術師……そして、張り子の虎(笑)・その4
副題:あの『反日ブログ監視所』も張り子の虎だった!?(笑)

 いわゆるネット右翼(左翼)など、ネット上にて様々な工作を行う人たちがいるという。
 例えば、自分たちに都合の悪い主張をする個人や団体のサイトに、誹謗中傷やコメントスクラムなどの攻撃を仕掛けたり、ランキングなどで自分たちに都合のいい主張をするサイトを上位に押し上げるように工作を行ったり。
 その手口は様々であるが、要するにネット上の世論を自分たちの都合のいいように誘導するために工作を行う人たちがいるらしい。
 最近になっても、明らかに不自然というか、どうも人為的かつ組織的な工作が行われたとしか思えないようなネット世論の動きが、いくつも見られた。


 このシリーズももう4回目になってしまったが、今回もネット工作員の「工作」について考えてみる。
 第2回第3回では、「クリック・スクラム」とか言われるものの中で、世論調査やブログランキング、サイトのアクセス数などの数値を人為的に操作するという手口をその事例とともに紹介した。
 今回は、数値操作・偽装を使った工作の中でも「攻撃対象へのアクセス数を激増させる(注:特に自サイトから攻撃対象サイトへのアクセスを増やす)ことによって、自分たちの影響力を誇示し、相手にプレッシャーを与える」という手口について、私自身の体験も事例のひとつとして紹介しながら解説する。

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 特に、アクセス解析やSEO対策等をやっているサイト管理人さんならおわかりのことかもしれないが、あるサイトから自サイトへのリンク・アクセス数は、リンク元サイトがネット社会で持つ影響力の大きさを推し量る目安になる。
 ランキング上位にある人気サイトからリンクを貼ってもらったり、あるいはそのサイトの記事で紹介してもらった時などは、いつもよりアクセス数が増える。アクセス解析等をしてみると、その人気サイトのリンクからのアクセスが激増していたりする。そこで改めて、リンク元サイトのネット社会での影響力に驚かされる。
 ちなみに弊サイトの場合は、『カナダde日本語』『喜八ログ』『らんきーブログ』『反戦な家づくり』などの人気サイトからのアクセスが多い。
 つまり、リンク元から自サイトへのアクセス数は、リンク元サイトのネットでの影響力とほぼ比例関係にある、と見ていいだろう。
 なお、「ランキング上位にあるサイトからリンクされたのも関わらず、そのリンク元からのアクセス数が思ったよりもかなり少なかった」……つまり「リンク元サイトの影響力が思ったほどなかった」ため、「そのサイトのランキング順位・投票数は偽装ではないか?」という疑惑が出てきたというケースもある。
 以下の2つの記事に、そうしたケースが紹介されている。参考までに。


ランキング・ミステリ
(『喜八ログ』2007年04月29日記事)
http://kihachin.net/klog/archives/2007/04/mystery.html

ブログランキングとブログの影響力が全然対応していない
(『気まぐれな日々』2007年4月30日記事)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-330.html


 だが……もし、リンク元からのアクセス数すらも偽装されていたとしたら、どうだろうか?


 世論調査やランキングなどの数値を操作・偽装して、自分たちがいかにも圧倒的多数派であるかのように見せる。それによって、実態以上の影響力をネット社会において確保しようとする。
第2回第3回とで、ネット工作員たちのそうした手口について、事例なども交えながら論じた。
 そのような数値の操作・偽装は、使い方によっては自分に不都合な相手や気にくわない相手を攻撃する手段にもなりうる。
 ある時、いきなり自サイトのアクセス数が不自然に増える。特に、自分を非難・罵倒している敵対サイトから自サイトへのアクセスが激増している。何百……場合によっては何千という悪意・敵意が自分に注がれているのが、ありありとわかる。
 この記事を読んでいる方の中にも、そのような経験をした人がおられるかもしれない。私自身も、何度かそういう体験をしたのでわかるのだが、その時のプレッシャーは大変なものである。「多数の敵意を持つ人たちから睨まれている」というプレッシャーはもちろんのこと、「自分が敵に回した相手が、これほどの集客力……つまり、強大な影響力を持っているのか!?」と驚かされる。なまじアクセス解析をして、「リンク・アクセスはリンク元サイトの影響力を示す」ということを知っているだけに。
 でも逆に言えば、それも偽装だと気づいてしまえば、それほど怖くないのである。
 以下、私自身の体験を事例として紹介する。
 『反日ブログ監視所』というサイトがある。
 ご存知の方も多いかもしれないが、弊サイトでもこれまで何度か批判してきたそのサイトは、「反日監視」だとか「教育的指導」だとか称して、(特に、反小泉・反安倍を標榜する)多くのサイトを監視、さんざん人格攻撃や印象操作なども含めた誹謗中傷を行ってきた。また、荒らしなどの悪質行為をなどを煽り、お仲間連中をけしかけて他人のサイトにもチョッカイを出してきた悪質サイトである。
 『反日ブログ監視所』やそのお仲間連中のために、サイト閉鎖に追い込まれた人もいる。サイト閉鎖までいかなくても、サイトを炎上させられたとか、ネットでの言論活動を何らかの形で阻害されたという人も多いだろう。
 なお初代『反日ブログ監視所』は、弊サイトも所属しているFC2にあったのだが、あまりにひどい悪質行為のためか、昨年末に「規約違反」「多数のユーザーへの迷惑行為」を理由にサイト凍結処分を受けた。その時の詳細はここに書いてあるが、そういういわくつきのサイトでもある。
 弊サイトといくつかの友好サイトにも攻撃をしかけてきた。

 昨年11月の始め頃だった。
 2代目『反日ブログ監視所』が私だけでなく、弊サイトの常連さんたちや友好サイトにまで攻撃をしかけた。
 それにブチ切れた私は、11月7日付けで以下のような批判記事を書いた。


他人を見下すバカ者たち
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-8.html


 今から思えば、我ながら本当に恥ずかしい話である。
 別に無視してもよかったのだが、つい熱くなって反応し、このような稚拙な記事を書いてしまったのだから。
 案の定、それから一日経つか経たないかのうちに、2代目『反日ブログ監視所』から、以下の記事がこちらにTBされてきた。


それで反論したつもりか?
http://hannichi.blog76.fc2.com/blog-entry-97.html


 記事の内容自体は、揚げ足取りや、自分のことを棚に上げて他人を非難するという類のものがほとんどだったので、私にはどうでもよかったのだが……。
 それよりも、私を驚愕させたことがあった。
 なんと、問題の記事がTBされたほぼ同じ頃から、弊サイトの一日あたりのアクセス数が、わずか1~2日の間に1000近くも増えたのだ! しかも当時、アクセス解析を見たら『それで反論したつもりか?』(http://hannichi.blog76.fc2.com/blog-entry-97.html)から一日あたり何百というアクセスがあったのだ!
 正直、これにはびびってしまった。
 「なんと! 『反日ブログ監視所』には、これほどの影響力があったのか!?」
 「もしかしたらこのサイトは、何百という敵に睨まれているのか!?」
 「こんな恐ろしいヤツが、俺の敵か!?」
などなど……。
 しかし私は、ある荒らし対策サイトに書いてあった、次のような言葉を思い出した。


「ネット工作員や荒らしの常習者は、数値を自在に操れる。彼らの出す数値にびびってはいけない」


 この言葉を思い出した私は、まずは落ち着こうとつとめた。
 「大変な数値を出しているが、これはこちらをびびらせるための偽装かもしれない。実際は見かけほど大したことがないのかもしれない」
 そのように自分に言い聞かせたものの、最初のうちは「相手の出してきた数値が本当に偽装である」という確信を持てずにいた。「アクセス数やランキングなど数値の偽装を行う人たちがいるらしい」という噂を聞いていたが、その時はまだ「まさか、本当にそんな偽装が行われているのか?」などと半信半疑だった。
 それでも、冷静に状況を見つめ、分析しようとつとめた。
 その結果……明らかに不自然な点や、「これはちょっとおかしいぞ」と思えるような点が、いくつも見つかった。
 そこから「これは偽装ではないか?」と考えるに至ったのだが……。

 では、どういう点が「不自然」で「おかしかった」のか?
 次にそれについて述べたいのだが、またエントリー文が長くなってしまったので、今回はここで一旦、終わろうと思う。
 次回は、「何故、二代目『反日ブログ監視所』からの大量アクセスが偽装である可能性が大であると、疑ったのか?」から、ネット工作員や悪質行為者などによる数値操作・偽装について考察していきたい。

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シリーズ『ネット工作員は数字の魔術師……そして、張り子の虎(笑)』のエントリー

第1回:ランキングが組織的に操作されている!?
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-63.html

第2回:ネットでの数値操作・偽装が行われている疑い
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-64.html 
 
第3回:ネットでの数値操作・偽装の疑いがある事例とトリックのタネ
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-65.html
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テーマ:「ネット右翼」 - ジャンル:政治・経済

komichi@管理人
>kaetzchenさん

 どうも、オタク論に対するご意見をありがとうございました。
 なるほど、オタク(ヲタク)問題にも、いろいろと社会的な背景があることが分かりました。
 オフの都合と、エントリー更新を優先させているため、なかなかレスできずにおります。
 が、これだけのご意見は参考にさせていただきたく思います。

 それとも、再開した旧館の方で、ここでの議論を元にして、オタク論記事でも書こうかな、と思います。

 もっとも、例によって、実際にできるのか、という問題はありますが(汗


 ところで、私がモテない理由って、そんなものなのでしょうか?
 以前妹が、結婚について、こんなことを話しておりました。
 「結婚相手は大金持ちではなくてもいい。でも、大借金のある人や、ものすごく貧乏な人はイヤ」
 「つまり、大金持ちと結婚したいとまでは思わないけど、せめて“健康で文化的な最低限度の生活”をさせてくれる相手じゃないとイヤ、ということか?」と私が尋ねたら、「うん、そう」と答えました。
 のちに彼女は、職場で出世コースを歩んでいるエリート社員を捕まえて結婚しました……。

 私などは、「女房子供に“健康で文化的な最低限度の生活”程度はさせたやれるだろうか?」すら、正直自信がないですのう……(弱気。

 あと、今の私には女性をゲットする気力すらない。
 異性に好意を持つことにも、やはりある程度のバイタリティが要ると思うのです、はい……。
2007/05/25(金) 19:01:04 | URL | [ 編集]
kaetzchen
 オタクとヲタクとは違うと思うんですよ.(^^;)

 たまたま komichi さんはゲームの世界にはまったんだけど,私は反対に小中高の時代というと数学・物理にはまってまして.周りからは「ユートーセー」扱いされてたせいで,余計にドツボにはまり込んで.しかも教育ジジイの祖父からは小1から幾何学を叩き込まれてたせいもあって,ある意味「キチガイ」でしたね(笑) 夏休みの宿題に幾何とか数列なんかの高校レベルのレポートなんか出したりすると,ある日県立博物館から迎えが来て,博物館の学芸員からレクチャー受けたり.

 もともと,数学・物理にはまった理由というのは,神経の病気のせいで下り階段からよく落ちて毎年一度は重症を負ったことが始まりなんですな.祖父の講義を思い出しながら,紙とえんぴつと定規だけで織り成す世界にどっぷり漬かって.入院してた港湾病院にも院内学級はあった(今は知らん)けど,むしろ遊びに行くところてな感覚でしたね.そうして遊んでいるうちに,幾何と数列との間には関係性があると気付いたら,同じ問題が京大や阪大で出題されてたてなこともありまして.中3の頃には大学入試に手を出してたから,今思うとよく高校入試に受かったなと思ったりして.これがオタクでなくて何なの(笑)

 つまり,ゲームにしても頭の体操にしても,

| オタク文化そのものが「悪」だとは思いたくはない、というのが正直あるんですね。

という側面があり,私の事故の例から分かるように「現実逃避」という側面があるのは否定できないわけです.


|  また、オタク文化の愛好家の中には、現実社会との折り合いがつけられずに問題を起こしたり、道を誤ってしまう者もいる。これもまた否定のしようがない事実ですね。

 原因の一つは「現実逃避」そのものが目的化してるせいだと思いますよ.

 例えばいまの 10~20代の若者に言えると思うのですけど,1)長い文章が書けない.2)書けても他人の借り物に過ぎない.3)ケータイは持ってるけど,パソコンを持ってない.あくまで学校で触らせてもらったり,ネット喫茶で遊ぶだけ

 特に3)は「デジタル・プア」と言われている社会現象なんだけど,パソコンを持っているにしてもいないにしても,長い文章を他人に読んでもらうためには,どうしても書物に接して知識をため込んでおく必要がある.特に誤解を受けない文章を書くためには,どうしても長くなるんですね.一部のブログサービスでコメント字数を制限するなんていうのは長々とした「宣伝」を防ぐ以上の意味はなくて,長い文章で相手を説得するという行為を妨げているとしか見えないんですね(笑)

 当然,プアな家庭に育った子たちは家にパソコンがないから,ローマ字のタイピングがどうしても速くならない,つまり「情報」でも落ちこぼれてしまう.ましてや,どうせ自分は事務職とかパソコン打ち込みなんかの職業になんか就けないから,ワープロも表計算もましてやパワーポイントも要らない,OSやネットワークの知識も要らない,という感じで,どんどんデジタル・デバイドの格差が広がっていくんですよ.

 となると,同人誌などで意見を表明するのが目的の「オタク」と,既成の売り物文化を消費するだけの「ヲタク」との間には,意識の差が出てくるのではないでしょうか.komichi さんも後者から前者に移ったからこそ,問題の矛盾が見えてきたのではないかと私は思いますけどねぇ.


|  私などは、「元からモテない上に、低収入の甲斐性なし状態の私なんか、相手してくれる女性なんか、現実にはまずおらんよ(泣)」

 あのー,経験者から言いますと,それらは女性にモテない理由とは関係ないです.komichi さんが積極的にアタックしないからかと.ただ,中学以降の思春期の頃に,そういうアタックのテクニックを身につけられなかったからだと言って良いです.高校が男子校だったりすると,女性を性の道具にしか見られなくなる傾向がありますから,あれは絶対に止めた方が良い.女性の方が知能や知恵においては優秀です.だから女性は色気づくと,自分より「賢い」男性を求めてしまい,同い年の男性でテクニックを持たない連中は置いてけぼりになってしまう……という訳.逆に言えば,アタックのテクニックを勘違いしている連中が痴漢だとか強姦魔ということになります.

 確かに低収入でも共働きすれば何とかなるよね,という女性は減りましたけど;反対に例えば×1で子供がいる女性を紹介してもらうなど,色んな方法はありますよ.もっと元気を出して下さいな.ブログを休んででも,非組織ユニオンとかハロワなんかに顔を出してたら,案外割れ鍋に綴じ蓋の人が見つかるかもね.(^o^) 私も教会でばーさん達に一人者の理由を尋ねられて,こういう理由で別々に暮らしてると言うと,×1で良かったら良い人がいるよー,なんて良く紹介されます.


|  出会い系サイトにハマりすぎて、身を滅ぼす人。「少女幻想」にハマって、援助交際(実態は売春!)に走るオジさんたち。

 でも,その裏には,簡単にカネを貸すサラ金やクレジット会社の存在があるんですよ.あんなヤクザ連中がプロ野球のチームを買った段階で,すでにプロ野球は終わった(笑)

 援助交際の裏にもね,辛い乙女心があるんですよ.つまり,初潮が早くなったせいで,初体験の年齢が低くなった.それと同時に,性教育の内容が薄まったおかげで,男の子も女の子も最低限の礼儀として,コンビニで小さいコンドームを買っておきなさい,という現実を直視した教育指導をアカだと決め付けるキチガイが増えたこともあります.

 それに男の子は中学段階でも女の子を強姦することが愛情だと誤解してるし,女の子も痛みに早く慣れないと=初体験を早く済ませないと一人前の女になれないと誤解しているという現状があるんです.さらにDVDで「中だし」を男の子に洗脳するから,コンドームをつけてくれない → 妊娠してしまう,父親が誰だか分からない → 花柳じゃない下流社会へというベクトルが成立してしまうのですわ.


|  現実の男を無視・蔑視し続けている女性たち

 あ,先日の都知事選はもろにそうでしたよ(笑) 辛すぎる現実から逃避する → だから戦争でも起こして北朝鮮を占領してしまえ,なんて夢物語を語るバカが出て来たのです.中国と韓国とロシアの同盟軍がかかったら,それこそ第三次世界大戦勃発です.そんな事も理性的に考えられなくなっているバカが多すぎます.
2007/05/24(木) 09:54:53 | URL | [ 編集]
komichi@管理人
>kaetzchenさん

 コメント、どうも。
 
 まず思うのですが……。
 うーん。

 やはり「誰かさん」という言い方は、場合によっては直接名指しするよりもカチンとくる場合もあると思いますよ。
 まあ、コメント承認した私が、今更こんなことを言っても仕方がないかもしれませんが(汗)。

 まあ、こちらもなるべく穏便な言い方をするように気をつけましょう。
 反対意見を述べて議論を戦わせることと、罵り合い(相手の人格否定、欠点を付くこと等)とは、必ずしも同じではありませんので。


>日台のオタク文化

 私としては(kaetzchenさんご存知の通り、元がRPGオタクということもあって)、オタク文化そのものが「悪」だとは思いたくはない、というのが正直あるんですね。これは、私個人の心情によるものにすぎないのかもしれませんが。
 ただ、それ自体にも「現実逃避」という側面があるのは否定できないわけで。
 また、オタク文化の愛好家の中には、現実社会との折り合いがつけられずに問題を起こしたり、道を誤ってしまう者もいる。これもまた否定のしようがない事実ですね。
 私にすれば、残念なことですが。

 「オタク文化への現実逃避」といえば、日台ともに事情は違えども、現実逃避に走る理由があるのですね。
 私などは、「元からモテない上に、低収入の甲斐性なし状態の私なんか、相手してくれる女性なんか、現実にはまずおらんよ(泣)」「こんな状態で、どうしろと言うんだー!」などと言いたくなることも、時々あったりします……。

 なお、前も言いましたが、百歩譲ってオタク文化が「否定されるべき悪しきもの」であって、なおかつそれを全廃したとしても……こういった根本的原因をなくさない限り、また別の現実逃避手段が見つけだされるだけです。
 市場原理主義が進み、多くの人が社会から疎外・排除されている今のご時世。
 いわゆる「負け組」となって現実逃避をしているのは、オタク男ばかりではないですよ。
 出会い系サイトにハマりすぎて、身を滅ぼす人。「少女幻想」にハマって、援助交際(実態は売春!)に走るオジさんたち。『冬ソナ』や「ハンカチ王子」幻想に走るオバさんたち。今の社会と男性たちが置かれている現状を理解せずに、未だに幻想の男性像(いわゆる3高も含めて)に固執しすぎて、その結果、現実の男を無視・蔑視し続けている女性たち(→おそらくその一部が、「純ちゃん」「晋ちゃん」などと、ミーハーな安倍・小泉支持に走ったのではないか)。
 今の日本では、オタクだけでなく、多くの人たちが辛すぎる現実から逃避し、現実社会との折り合いをつけられなくなっているのではないか。
 そう、私はみていますけどね。

 長くなったので、一旦切りますね。
2007/05/24(木) 00:01:41 | URL | [ 編集]
kaetzchen
 「誰かさん」の名前を具体的に出すとバトルになるからわざと出さなかったのですけど,こんなに簡単に「釣られる」というのは,結果論として同じ結論に達する「仲間」として「大人げない」と私は思いますけどねぇ.

>良き観客一号さん

| 少なくとも私には台湾人の知人はいないし、そもそも海外に言った事も無い。

 海外メディアを頭から信じることが如何に怖いことかは後で komichi さんが述べている通りです.あれは一記者の個人的な感想に過ぎず,客観的意見とは言い難い.


| 私は日本のネット右翼の台湾への一方的な片思いが、両思いになってしまう事を危惧している。

 あ,それは有り得ません.民進党政権がどうして若者の支持を得られたか,その理由は「徴兵制をいずれは廃止する」というウソデタラメのデマゴーグを流したからです.それがウソと分かった時点で,若者たちは民進党にも国民党にも期待せず,第三の政党を作るか,日本のように政治に無関心になるかのいずれかとなります.


| そのためには、「オタク文化」という間違った架け橋は壊さねばならない。

 日本の「オタク文化」と台湾の「オタク文化」とは本質的に違いますよ.私の書き込みを良く読んで下さい.日本は経済的な理由が根底にあります.台湾は軍事的な理由が根底にあります.表には同じに見えても,「オタク文化」へ走る理由が異なるのです.


| よく語る「人民解放軍での経験」とは、ただの自慢話にすぎなかったのだろうか?

 これも勘違いですね(笑) 人民解放軍での主な任務は専門的な職業的交流でした.その合間に軍事訓練も受けて「運動になった」というだけです.この辺がやはり,異文化経験があるかどうかの境目だと思いますよ.これだけは素直に認めて下さい.こんな下らないことでケンカを吹っ掛けると,ネットゴキたちに内部分裂だと狙われますよ.

 もし,私の書き込みを「自慢話」としてしか受け取れないなら,単なる妬みか,専門分野の知識がないだけの人と「捨てる」しかないです.どこかの無能な団塊世代の大学教授が厚労省のデータベースに私の名前と医籍番号がなかったと騒いでたけど,旧厚生省に医師免許を登録してないんだから載ってる訳がない.私は留学先で正式な国際免許を取った訳で,日本政府がそれを認めようが関係ない,日本で臨床医として働けない,研究と教育しかできないというだけです.それじゃ,明後日から仙台で学会ですので,しばらくお遊びはおしまいにします.


>komichi さん

 表でバトルになるとまたネットゴキが出てくるので(暖かくなったし(笑)),私は単純に矛盾点だけを突いただけです.つまり,ビデオでも構わないから,生身の台湾・中国を知って欲しい,生身の台湾人・中国人に数多く接して欲しいということです.私は横浜市立北方小学校(中区)に通ってました.つまり,小学校の北東側の丘のトンネルを抜けると,そこは中華街で,中学受験をしない連中はその中華街のど真ん中にある浜中学校へ進学していたのです.

 要するに,私は「2つの中国」に幼い頃から接してきたという特殊な経験も持っているので,あえてきついことを申し上げたのです.こんな所は東京と横浜と大阪と神戸くらいでしょうけど,逆に言えばそれらの都市のど真ん中に住んでない人たちには,私の話は夢物語としてしか思えない,自分から中国語を勉強しないと分からない,ということにもなるのです.


>外国文化について語る資格のある日本人は限定されてしまうからで。

 でも,そのために渡部某とか藤田某とか山本(イザヤ・ベンダサン)某のような連中が鬼畜米英至上主義やユダヤ陰謀主義を振りまいてきた訳でしょ(笑) これは komichi さんが前で言われてたように,あくまでバックに政治的な意図を持った「一記者の見方」として受け取らないとダメということです.以前,朝日新聞の女性論説委員が自民党の見解と同じことを書いた,朝日はダメだという議論がなされてましたけど,私に言わせればあの程度なら百目鬼恭三郎(どうめききょうさぶろう)なんてのもいたぜ,くらいに笑い飛ばしてしまいます.つまり,一つや一人の記者の意見をもとにして,あそこはダメだ,あの国はダメだと決め付けるのは良くない;やっぱり学識のある人に頼んで裏を取ってもらうという作業はどうしても必要でしょう.自分が出来なければ他人にやってもらえば良いのです.私も法律は専門外ですから,ヤメ蚊さんの記事はいつも楽しみにしてますよ.


>ここで、オタクというものの特徴(悪い点)をあげてみると……

(1):自分の興味関心ある分野以外には無頓着で冷淡な場合が多い。
(2):(1)ゆえに、しばしば世間知らずである。
(3):(1)(2)ゆえに、洗脳やプロパガンダに対して免疫がない。
(4):特に自分の趣味分野を通じて(3)をやられると弱い。
(5):(1)(2)ゆえに、社会性や他人に対する想像力が乏しい。
(6):(1)(2)ゆえに、特に異質な存在に接し、理解するのが苦手。
(7):そのくせ、自分の知っている、得意の分野で威張ろうとする。他人との間で優劣をつけようとする。

 実はこれは統一協会に誘惑される人たちの精神構造と同じなんですよ(笑) 大学生なんかはその典型例で,ヘンサチが高ければ素晴らしい未来が,ヘンサチが低ければ就職さえあれば良い,という狭っ苦しい価値観に縛られている.この価値観が定着したのがちょうど私ら共通一次世代でして,その子供たちの世代がネットゴキになってたりするのですな.まさにカエルの子はカエルです.

 これが30代前半になると就職氷河期で年功序列とか終身雇用が崩壊した年代なのだけど,年功序列や終身雇用を崩壊させたのは労組であって雇用側ではないなどというデタラメを吹き込まれていて,私はこいつらビョーキだなと思ったものです.しかも,今の20代とか10代というのは自宅にPCがない,つまりデジタルプアなんですね.私たちの年代の収入が落ち込んで,子供にパソコンを買ってやれない.子供を大学へ進学させるだけのリッチな人しか,ノートパソコンを買ってやれないという矛盾が起こる訳です.

 すると,10代~20代で中卒高卒就職するしかないプアな家庭の子供たちはどうするか,当然ネット喫茶でパソコンに向かう訳です.そこで不平不満をぶちまけているとすれば……,無論まともな本さえ読めない彼らですから,簡単にネットウヨ思想へと洗脳されてしまうという訳.だから全てのヲタクが悪い訳でなく,仕事は3交代,パソコンは借り物,自分のカネでパソコンが買えない(作れない),そして雇用主を敵対視して組合を作る訳でなしに,その反対に雇用主(の思想)を絶対化してしまうという不幸かつ無知な若者たちが,ここで問われている「ネット工作員」ではないかと私は思うのですけどね.当然,選挙などのイベントの前には携帯に招集命令がかかって,メールに工作の内容が書いてあったりする.

 ただ,相手は未来を背負う若者ですから,悪の芽は早いうちに摘んでおいた方がよい.komichi さんが経験したように,自らRPGヲタクを経験したからこそ,洗脳の過程が見えるということもあるかと思います.毛沢東語録にこういう言葉があるので,引用しますね.

「ある青年が革命的であるかどうかをみるには,なにを基準とするか.なにによって識別するか.その基準はただ一つしかない.それはかれが広範な労働者・農民大衆と一体となることを願うかどうか,しかもそれを実行するかどうか,ということだ.」
「知識人は,大衆の革命闘争と一体化していないとき,また大衆の利益に奉仕し,大衆とむすびつくことを決意していないとき,しばしば,主観主義と個人主義の傾向をおびる.かれらの思想はしばしば空虚となり,行動は動揺する.したがって,中国の広範な革命的知識人は,前衛とかけ橋の役割を果たすが,かれらのすべてが最後まで革命をやりぬくわけではない.彼らの一部は,革命がきわどい難関にさしかかると,革命の隊列から脱落し消極的態度をとる.なかの少数者は革命の敵にまわる.知識人のこの欠点は,長期にわたる大衆闘争のなかで,はじめて克服できる.」
2007/05/22(火) 14:31:01 | URL | [ 編集]
komichi@管理人
>良き観客一号さん、kaetzchenさん

 コメントありがとうございました。
 議論するのは結構ですが、ヒートアップしすぎて罵り合いまでにならないように、両氏にはお願い申し上げます。


 えー。
 本論に入る前にまず、正直に申し上げます。
 以前の記事でもカミングアウトしましたが、私も元々……というより、実はオタクの一人であります。
 さらに言えば、良き観客一号さんの仰る「社会に出て身を固める年齢になっても」「女性と親しくなりたいけど、相手にされない」など、私の姿そのものです、はい。(爆死

 などという話はさておき……。
 以下の意見は、「オタクの一人としての私見」として受け取ってくださって結構です。


>台湾について

 台湾のオタク文化についての認識はkaetzchenさんの方が正しいのでは、と思います。
 台湾のオタク文化受け入れは、相当進んでいるようで、台北にはメイド喫茶などオタクの店まで作られたそうです。それ自体の善悪理非は別として。これは最近の『ニューズウィーク』誌でも取り上げられていました。
 紹介してくださった記事については、台湾全体の考え方というよりも、陳世昌記者の見方と考えた方がいいのではないか、と思います。
 一部の日本人が、台湾について「自分たちにのみ都合のいい幻想(妄想?)を抱いている」というのは、あるかもしれませんが。
 ただ……kaetzchenさんの言う「日本文化と外国の文化を比較して論じる場合,最低限でも比較する外国の言語をマスターして,その国のネット新聞でも読まれて下さい」というのは、ちょっと極論ではないか、と思いますよ。それを言ってしまえば、外国文化について語る資格のある日本人は限定されてしまうからで。
 外国語が苦手な私などは、「外国文化について論じる資格は全くなし」……ってなことになってしまうわけですよ(汗)。



>オタク文化の是非について

 まあ、確かに……オタク文化(漫画、アニメ、ゲームなど)には、「現実から幻想(あるいは妄想)世界への逃避」などという側面もある。そのこと自体は、否定はできません。
 ただ……それを言うなら、あらゆる娯楽・エンターテイメント(映画、音楽、小説、演劇、カラオケ、TVドラマ、遊園地のアトラクション、等々)には、大なり小なり「現実逃避」という側面があるものだと思います。
 「それなら『失楽園』とか『冬のソナタ』とか『マディソン郡の橋』とかに夢中になったオジさん・オバさんたちはどうなんだ?」とも、私からすれば言えるわけです。「演歌の歌詞などに描かれている女性像などは、男にとってあまりにも都合良すぎる幻想(妄想?)にすぎない」などという意見もあるのですよ。
 だから、ある娯楽を取り上げて、「これは現実逃避を促すものだから……云々」とあまり言い過ぎるのもどうかなあ、と私は思うわけで。

 もっとも……。
 批判を受けるオタクや、オタク文化の担い手たちにも、批判されても仕方がない、という部分もある。それもまた事実ではないだろうか?
 そのようにも、思うわけですよ。

 さらに、「ネット工作員や、悪質行為の常習者になる者には、オタクが多い」あるいは「オタク的特徴が見られる者が多い」というのも、(私からすれば)残念ながら事実でもあるのです。
 いわゆるオタク、アキバ系と言われる人たちが数多く、ネット工作員やネット上での差別や誹謗中傷など、悪しきネット文化の担い手となってしまっている。
 現に、今までに私が見てきた悪質行為の常習者たち(もちろん某悪質サイトの連中も)を見ても、オタク趣味を持つ者、オタク的特徴を持つ者が、多く見られました。
 以下の文章は、そういう見方を裏付けるものです。
 いわゆるネット右翼現象の実態を表しているのではないか、と私は見ています。


ネット右翼現象の背後にあるもの①~ビジネスとしての差別主義
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=126168

http://www.asyura2.com/0411/idletalk12/msg/740.html


 ここで、オタクというものの特徴(悪い点)をあげてみると……

(1):自分の興味関心ある分野以外には無頓着で冷淡な場合が多い。
(2):(1)ゆえに、しばしば世間知らずである。
(3):(1)(2)ゆえに、洗脳やプロパガンダに対して免疫がない。
(4):特に自分の趣味分野を通じて(3)をやられると弱い。
(5):(1)(2)ゆえに、社会性や他人に対する想像力が乏しい。
(6):(1)(2)ゆえに、特に異質な存在に接し、理解するのが苦手。
(7):そのくせ、自分の知っている、得意の分野で威張ろうとする。他人との間で優劣をつけようとする。

などなど。
 彼らのプライドをくすぐって洗脳しさえすれば、「手先」とか「捨てゴマ」として、これほど使いやすいタイプはいない、ということでしょうか。
 特に、「ネット依存度が高く、ネットにアクセスしている時間が長い」というのは、ネット活動(及び闘争)において、有利な条件となります。だから、「ネット工作員」として使うのにも、適している。
 一体誰が、彼らをコマとして使うことを考えたのか? それはわかりませんが、うまいことを考えたものですね。

 あと、特に女性ブロガーにしつこく絡む悪質行為者などもしばしば見かけますね。
 現実の、生身の女性とまともに接することができない。人間として対等な、成熟した関係を築けないから、妙なコンプレックスを持ったり、あるいは理解出来ない。
 これなども、社会性のないダメオタクにしばしば見られる特徴だと、私は思いますね。

 そういうネット上での悪質行為者(≒駄目オタク?)の行状などを、今までに散々と見せつけられてきましたから、正直オタクであることがイヤになったことも、何度かありましたよ。
 今までオタク擁護みたいなこと言ってたのと矛盾するかもしれませんが。
 だから、良き観客一号さんみたいに、「オタク文化そのものを完全否定する」という人がいるのも、心情的にはわからなくもない。
 そのように考える私もいます。
 今のオタク文化、及びその担い手たちの状況を現在より改善するにはどうするべきか? その問いに対する答えも、私にはなかなか出せずにおりますしね……。

 
 さて、最後に……もし「オタク文化そのものが悪」であったとしましょう。
 そして「オタク文化そのものを滅ぼした」として……日本と台湾の関係が少しでも改善の方向に向かうか? あるいは「台湾などアジアに対して、おかしな幻想・妄想を抱く日本人の姿勢や考え方が改まるか?」などとという問題については……。
 これには、残念ながら「否」とか「必ずしもそうはならない」と思います。
 オタク文化を潰したとしても、幻想や妄想を抱く者たちは、また別の手段やツールを見つけだすのではないか、と思いますから。

 
 長くなったので、今回はここで切ります。
 とりとめのない長文を失礼しました。
2007/05/22(火) 01:30:41 | URL | [ 編集]
良き観客一号
少なくとも私には台湾人の知人はいないし、そもそも海外に言った事も無い。
だが、「哈日(ハーリー)族」ぐらいは知っている。
私は日本のネット右翼の台湾への一方的な片思いが、両思いになってしまう事を危惧している。
そのためには、「オタク文化」という間違った架け橋は壊さねばならない。
そもそも、kaetzchen氏が望む「台湾の平和的な併合」を阻害する要因の一つとなりかねない。

kaetzchen氏は台湾独立を指向する民進党政権には懐疑的だと思っていたが、それは私の勘違いだったのだろうか。
よく語る「人民解放軍での経験」とは、ただの自慢話にすぎなかったのだろうか?
2007/05/21(月) 23:45:39 | URL | [ 編集]
kaetzchen
日本文化と外国の文化を比較して論じる場合,最低限でも比較する外国の言語をマスターして,その国のネット新聞でも読まれて下さい.つまり,相手の文化も知らないくせに,勝手に知ったかぶりするのは失礼だということです.日本国内でも沖縄県のことについて論ずる時は,沖縄タイムス・琉球新報は必ず読みましょう.先日5月15日を未だに「復帰記念日」と呼んでる人がいることも異文化の紙面の中から分かるかと思います.(白状すると私は琉球弁がうまく話せません.大阪にいる時は大正区が長かったのですが……)

逆に言いますと,日本人というのは『日本文化が実は「日本イデオロギー」という「宗教」である』ことに気が付いていない.仏教なんてのは江戸時代に冠婚葬祭用に潰された遺物だという自覚がないのです.「日本イデオロギー」は分かり易く言えば「天皇制・伊勢神道主義」と言い直しても良いでしょう.そのように自らを相対化して,初めて外国語による日本文化・外国文化が分かるものです.

# 有斐閣あたりの文化人類学の教科書(新書版で構いません)を読まれるとさらに理解が進むんじゃないかな.相手の言語を話せなくても理解するのは最低限のマナーです.昨日,中国人の女の子に聴いてみた時も,台湾人の友達に聴いた時も,当然中国語で聴きましたよ.無理っぽかったら英語でもいいけど.(^^;)
2007/05/21(月) 20:24:22 | URL | [ 編集]
kaetzchen
誰かさんは台湾人の友人がいないのかな.あと,台湾に行ったこともないとか(笑)

私の経験で言うと,台北ほどヲタク文化の繁栄してる場所って,他には秋葉とポンバシくらいのもんですよ.特に台湾は20歳または大卒すぐに徴兵されるため,その期間に必ず女性が浮気するんですな.だから自分の思いになる架空の「女性」をでっちあげてモーソーするオタッキーな台湾人の若者は凄く多いのです.

# 同じことは中国の経済特区にも言えるけど.<昨日,たまたまショッピングセンターで中国人の女の子たちをナンパして聴いてみた話
2007/05/21(月) 11:49:11 | URL | [ 編集]
komichi@管理人
>静流タソヲチャさん

 どうも、はじめまして。

 あとになって、冷静に考えてみれば、確かにおっしゃるとおりなんですね(笑)。
 でもあの時は、まぢでびびったりしてたんですよね。今から思えば恥ずかしい話ですが(苦笑)。

 なお、どうやって私が「あのアクセス数は偽装くさいぞ」と見破ったかは、本シリーズ「その5」をご覧ください。
2007/05/20(日) 22:24:07 | URL | [ 編集]
良き観客一号
先日福島県であった陰惨な事件について、台湾のメディアが興味深い見解を示している。
http://udn.com/NEWS/WORLD/WOR3/3847211.shtml
◇ 「オタク問題」、形を変えて奨励
「オタク問題」はまた、日本の社会における一大病巣と考えられている。
これらの一日中部屋の中に閉じこもり、外に出たいと思わない子供たちは、
社会に出て身を固める年齢になっても、両親に依存して生活している。

これまで何度か発生した、幼女を誘拐し殺害する事件、
あるいは長期にわたって監禁し、ようやく最後に救出され、多くの歳月を奪った事件など、
多くがオタクによるものである。
オタク現象は、もともと奨励されるべきものではないが、
ややもすれば日本のメディアはオタク現象を大々的に報道し、
挙句の果てには映画まで作ってしまい、
日本のこの社会をだんだんと凋落させてしまっている。
[ 記者:東京特派員 陳世昌 ]

ネット右翼が親日と信じる台湾は、日本のオタク文化が人類社会そのものにとって有害だと断じたのだ。

我々から見れば、オタクという存在は「女性と親しくなりたいけど、相手にされないから仕方なくアニメだかフィギュアだかに愛情と金を注いでいる」と思えるのだが、彼らにとっては、仮想(妄想)の世界こそが現実なのであり、生身の女性とは「どうでもいい」を通り越し「永遠に理解出来ない」無視と軽蔑の対象でしかない。それ以前に文明社会そのものが、自分に妄想を供給し、肉体を維持するためだけに存在するシステムでしかないのだ。

彼らが妄想に逃避する事を正当化し、かつ妄想を極限までに美化するためには、現実世界の荒廃が必要であり、増税や憲法の改悪や労働環境の悪化はむしろ望ましい事なのだ。そしてそれは、この国を支配している層の思惑と結果的に一致する。政府がアニメ製作を支援したり、外相がマンガ好きを公言するのはきっと実情を理解しているからに違いない。
また、実体の無いものに依存する者が自己の権利をかなぐり捨てて「大日本帝国の栄光」にすがりつくのはごく容易であり、自然な事なのだ。

オタク文化の正体とは、人間から自立心や向上心を奪い、実体無きものに依存する集団を生み出す装置であり、秋葉原とはまさに、そのような人間を大量生産する巨大な工場だ。

家庭を築かず、子孫も残せない彼らは、たとえホームレスに身をやつしても考えが変わらないことが最近明らかになった。
http://www.youtube.com/watch?v=pGbYYIyzR_s
そんな者たちが一定数に達したある日、黒づくめの男がこう声をかけて回り始めるかもしれない。
「国のために働いてみようとは思いませんか?ブロードバンドとデジタル放送が整った個室に入れますよ。炊事や洗濯はすべてメイドさんが代わりにやってくれます。一緒に働くのは皆あなたと同じ理想を持つ人たちばかりなのですぐに馴染めます。いま『入隊』すれば、もれなく最新ゲーム機とアニメDVDを無料で差し上げますが、どうですか?」

オタク文化は、人間の尊厳を限りなく失わせる。こんなものがあっていいはずがない!
2007/05/19(土) 23:21:58 | URL | [ 編集]
静流タソヲチャ
>> 「なんと! 『反日ブログ監視所』には、これほどの影響力があったのか!?」

これは流石に無いかと。
現状、掃き溜めの集まり状態でwebで何らかの影響力を持つことは静流タソには荷が大きすぎます。
2007/05/18(金) 22:49:19 | URL | [ 編集]
komichi@管理人
>kaetzchenさん

 いつもコメントをありがとうございます。

 いかにも私以上の「サヨ」らしい(笑)発言ですね。
 「台湾の国民党も結果的には台湾省として生き残らざるを得ない」など、私の考えとは違う点もありますが……などという話はともかくとして。
 長くなるので言いたいことをここで言い切ることはできませんが、お話の中で私は気になった点が2つありますので、ここではその点を。


 ひとつは、「いわゆるネット・ゴキは潜在的な自殺志願者」という点に関して。
 以前にも言いましたが、「戦争直前には、失業が大量に発生し、社会全体に“ええい、どうでもええわい!”などというヤケクソな風潮が漂っていた」と生前の祖父が言ってました。
 現在もまさにそのようになりつつある……というか、もうなってしまっている。
出口の見えない貧困や将来不安。大人たちは説教やプレッシャーばかりかけてくる。本来その不安と不満の受け皿となるべき左翼や市民派は、正論やきれいごとを言いながら、こちらの現状を見ず、結局は自分たちの既得権益と利権にしがみつき、足の引っ張り合いをしているばかりで、まるで頼りにならない。
 で結局、「どうせ世の中が右だろうが、左だろうが、今のままだと我々が上がる芽はない。それならばいっそ、何もかも潰れて、全てリセットした方が……」などと考えてしまう。
 正直、私自身も世の底辺をうろついているような状態で、彼らのそういう気持ちも、正直わからなくもないです。もしかしたら、何らかのきっかけで私も、いわゆるネットゴキの仲間入りをしていたかもしれない。
ただ、「戦争へ行くのは自分でない・死んでも生まれ変われると信じている」ほど、私は甘ちゃんではありませんが。そこが彼らとの違いかも(笑)。


 もうひとつ。気になった点を。
 「全ての反動勢力は張り子の虎である」というのはそうかもしれませんが……だったら、我々がその「張り子の虎」に勝てなかったのは、何故だろう?
 こういう疑問が沸き上がってくるのですが。


 この問題は、今後も引き続き考えていきたいですね。
2007/05/17(木) 20:18:31 | URL | [ 編集]
kaetzchen
「新自由主義」とか「資本主義」という意味不明のことばが流通しているせいか,これらのことばの真の意味を理解していない日本人が非常に多い.

これらのことばの真の意味は「帝国主義」であり,「封建主義者」であり,「官僚ブルジョア分子」であり,「自民党反動派ないしその共犯者・創価学会」である.

これらに置いてけぼりにされた人民,つまり労働者階級(特にホームレス・フリーター・低賃金労働者),兼業専業農民漁民階級,都市プチブルジョア階級は被害者である.特に都市プチブルジョア階級は僅かな賃金格差によって偽りの物資文明を享受し,自分が豊かになったかのように騙されている.特にボーナスを自社株で支払われたり,ネット株をして小金を儲けた人が一番危ない.首都圏と東海地方だけに限定されている「バブル」はいずれ今年中か来年には崩壊する.前のバブル崩壊を学んだ人は貴金属や株や不動産は今のうちに現金化して生命保険や入院保険へ換えておこうと考えるのが普通である.

まず,自らの周りにある「偽りの豊かさ」を見つめ直してみよう.例えば携帯電話.某S社では途中解約ができない;解約時にはまるまる6年分の電話機代とパケット代を支払わなければならないのだが,そういう話は契約時には一切出て来ない.それなら少々高価についても「災害時でも確実に繋がる」A社やD社を選ぶべきだろう.つまりS社は堂々と独占禁止法違反をしておきながら,「新自由主義経済」の御旗を振って,このような詐欺行為をしているのだ! このような輩には文質彬彬で温・良・恭・倹・譲なやり方では通じない(分からない人は『論語』を読んで下さい).

一番の矛盾は一窮二白,つまり経済的に貧窮でありながら,文化的に空白である 20~30 代世代に「自棄糞」な雰囲気が漂っていることである.私が思うに,この世代に「ネットウヨ」が多いのは「戦争へ行くのは自分でない・死んでも生まれ変われると信じている」「自ら戦争へ行って,この世の中からおさらばしたい,つまり自殺の一種として戦争を捉えている」という2つの心理的側面が大きく影響しているのではないだろうか.これは20代の女性たちから直接彼氏への不満という形で取材した内容なのでほぼ間違いないであろう.

つまり,ネットゴキやそれに惹かれる若者たちというのは潜在的な自殺志願者だと言うことになり,それを唆すネットゴキは自殺幇助者だと言うことになる.戦前も貧しさから軍へ志願した農民が多かった.軍へ行けばカレーライスが食える,肉じゃがが食える,それだけのために軍に入ったとすれば,やはり軍隊というのは自殺幇助者として機能していたと見ることが可能であろう.私自身も貧しさゆえに防衛医大を受験した経験があるが,祖父に軍医にだけはなるなと泣き付かれ,最後まで迷った経験がある.

結果として,帝国主義の先鋒として機能するネット工作員は所詮ハリコの虎に過ぎない.なぜならば,彼らは人民から遊離しているからである.日本帝国主義も,中国皇帝も,ヒトラーも,ツァーも,皆んなハリコの虎だったではないか(参考:愛新覚羅・溥儀『わが半生』ちくま文庫).台湾の国民党も結果的には台湾省として生き残らざるを得ない.徴兵制を嫌悪する若者たちが大統領選挙で力を持ったからだ.台湾の若者は中国との長年の軍事的対立に疲れて,平和を望むようになった.日本の若者も台湾の若者に習うべきではないだろうか.
2007/05/13(日) 19:10:08 | URL | [ 編集]










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