komichi さん,こんにちは.恐らく「ランキング」という言葉の意味が,ブログサイトによって色々と分かれるのではないかと思います.
ここで言われている「ランキング」というのは
http://blog.with2.net/rank1510-0.html これのことですよね? この「ランキング」というのは,どこのブログサイトにも url を貼り付けられるものですから,複数のブログをでっち上げて一斉にクリックさせても「ランキング」の数は上がるという訳です.見ると分かりますけど,ほとんどが「極右系ブログ」で占められています.
反対に,goo ブログのようにブログサイトが「閲覧した ip 数」「閲覧された回数」をきちんと分けてブログ主に報告してくれる所もあります.これだと「閲覧された回数」が異常に高ければ,明らかにこの「閲覧された回数」は「政治的な工作だ」と断定することが可能となります.
つまり,ブログサイトによるスクリーニングを越えるようなロボットを作らない限り,「閲覧した ip 数」を異常に上げることは不可能になる訳で,これは私も毎日体験しているところです.つまり「閲覧した ip 数」はほぼ一定数なのに,「閲覧された回数」は毎日変動し,多いときには5桁を越えます.そして,大てい,前日には過激な政治的記事を書いていたりするのです.つまり,ネットゴキたちは,まんまと私の仕掛けたエサに食らいついたという訳ですね(笑)
| 中には、記事を更新していないのに、一日に数万票も増加するという事例も見られた。いかに凄い人気サイトでも、このようなことは普通は考えられないだろう。
goo ブログにもありますよ.嫌韓情報を垂れ流す「韓国情報」なんてブログが.ここはかなり意図的に「上位に食い込もうと」毎日努力されている所ですね.もしかすると,ip を自動的に換えるロボットとプロクシサーバを組み合わせて,機械的にやっているのかも知れません.
| おそらく、このサイトがランキング上位にあることを快く思わない人たち(批判対象サイトの支持者・関係者か?)が、他サイトの投票数とランキング順位を上げることによって、このサイトのランキング順位を落とそうとしたのではないか、と推測されるが……。
あとは特定のハンドル名と url を書き込んで,気に喰わない特定の人物の評判を落とそうという目的の元に,わざと文体も似せて書き込んでいるヒマ人もいます(笑) 私がわざと句点を「。」から論文用の「.」に換えたら,嫌がらせの本文まで「.」に換えた,アホな連中もいます.だから「kaetzchen」で検索すると,私が書いた覚えのないことまで検索エンジンのキャッシュに残っていたりするんですね(原文は既に削除してあったり).ちなみにハンドル名もドイツ語なので,ついうっかり正書法で「Kaetzchen」だとか,a をウムラウトしてなくて「katzchen」とか tz の意味が分からず「ketchen」などと書いてる輩がいて,比較言語学の教材になりそうで大笑いです.(^^;)きっとドイツ語が第二で4単位しか取ってなかったり
| 結果を受け入れざるを得ない民主主義の弱点攻撃 【4】 @結果と数字の目晦まし、新手のセコー戦術は世論偽装のクリックスクラム
| (『ぬぬぬ?』2007年4月9日記事)
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http://interceptor.blog13.fc2.com/blog-entry-1058.html これに関してはお玉さんの所で mew-run7 さんが3回か4回様子を見て,一気に反撃に出るなんてこと(あくまで記憶バージョンです.間違ってたらごめん)を書いていて,なるほどその方が現実的かな,江戸後期の打ち壊しの発想で行くしかないのかなと思ったりもしています.
| 外国マスメディアの世論調査にまでこのような工作を行うことによって、逆に「日本には、ネットでの世論操作工作をする人たちがいる」ということが証明されてしまったのはないか?、という気もするのだが(苦笑)。
というか,CNNはアトランタという超保守的な南部に作られた放送局ですから,民主主義に関する意識は正直言って何をか言わんや,です.朝日出版社(朝日新聞とは何の関係もない,大学テキスト専門出版社)の "CNN ENGLISH EXPRESS" (少し高いけど TOEIC で700~800 over を狙う人にお薦め) の付録のCDを聴いてるとよく分かります.昔は(創刊号から読んでました)A4版で見つけやすかったけど,今は新書版なので見つけにくい…….要するに,外国からのネット攻撃など考えもつかなかった「田舎者」なんですよ(笑)
# 同じことはアメリカの読売新聞・USA TODAY にも言えますけどね.超いーかげん.
| それならば、「我々ネットユーザーは、一体何を信じたらいいのか?」と、正直困ってしまうのだが……。
ネットもテレビも新聞もあくまで「参考資料」と考えるしかないでしょうね(笑) 「ゆとり教育」の影響で「自分で何が正しいかを選択できなくなった30代半ば以下の世代」には可哀想ですけど…….
今週号のアエラのトップ特集に「あなたの隣のケロコたち」という記事がありまして,電話も取れない,メモも取れない,マニュアルも読んでない,てな「through」世代への処方箋が,1)期待しない 2)大事なことは頼まない 3)怒りをひきずらない(爆) 山澤さんも komichi さんも薄々感じてると思うけど,「結果だけを欲しがる」「自分は優秀だと酔っ払っている」無能な(団塊世代の)経営者のような若者が増えてることと,上記のネットゴキの問題とはリンクしているような気がしてなりませんね.入学試験に受かることと,その後の成績と,就職試験の出来と,実際に社会に出てから仕事を覚えることは全く違うことで;コピー取りのような下積みを率先してするような連中は恐らくネットゴキの中にはいないんじゃないかなって思いますね.先日まで学会提出の論文なんかを院生に教えていて,若い医者にやたら自尊心というかエリート意識が高いのに呆れたけど.
# 先日,拙ブログで取り上げた『希林館通り』という30年ほど前の少女マンガの最後で,東大工学部を出たけど就職がなかった高広が,結局下宿先の三女にプロポーズして,塾屋に就職して婿養子になるという結末になってます.んで,10年ほど前に描かれた続編では下宿屋を鉄筋コンクリートの教室兼家屋に建て替え,自宅で高広は小中学生向けの学習塾をしてるという…….欲がないと言うか,運が良いと言うか,プライドがないと言うか(笑)