嗚呼、負け犬の遠吠え日記
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京都妖怪探訪(138):貴船神社・奥宮(後編)




 前回の続きで、貴船神社・奥宮(おくのみや)の話です。
 今回は、本殿とその周辺、そして貴船と「丑の刻参り」についての話をします。
 またここでは、ちょっと不思議な人とも出会い……というか、遭遇しましたので、その話もしたいと思います。

 冒頭の写真は、確か雨上がりか、まだ小雨が降っていた時の、厳かで清浄な空気に包まれた奥宮の光景です。
 中央手前に見える大きな建物が拝殿。その後ろに見えるのが本殿です。
 ここで祀られている主祭神は、クラオカミノ神という水の神様で、本宮の主祭神・タカオカミノ神と同一の存在だという説もあります。

 この本殿の下には巨大な竜穴(りゅうけつ)が、竜の棲む穴がある。
 その竜穴は、神泉苑や八坂神社の下、瓜生石の下などにも通じている。
 ここには、古くからそんな伝説がありました。
 あるいは、元々はそこには霊泉(吹き井戸)が湧き出ていて、それが信仰の対象として祀られるようになったのが貴船神社の始まりだとする説もあります。
 いずれにせよ、創建年は不明確なものの、平安京遷都より以前から信仰の対象としての社は存在していたそうです。
 平安京遷都により、平安京の水源の神・雨乞いの神様としてさらに重視され、多くの僧徒や修行者によっても霊場として重視され、貴船信仰は発展し、広められていったものと思われます。


 まずは、礼儀として参拝するために、本殿に近づいてみます。

 本殿横にある「権地(ごんち)」です。





 「権地」とは、社殿の新築・改築・遷座などで社殿の工事を行う際に、仮の社殿を建てる場所のことをいうそうです。

 文久年間(1861~63年)、本殿工事の際に大工が誤ってノミを本殿下の竜穴に落としたところ、にわかに天候が変わって突風が起こり、ノミを空中へ吹き上げたなどという話も伝わっています。
 またその時、怒った竜が現れ、その大工は落命したという話もあります。
 そんな伝説も遺されているほど、「決して侵したり、穢したりしてはいけない神聖な場所」だと考えられていたのでしょう。

 現在でも、この地を「神聖にして絶対不可侵な地」だと真面目に考えている人が居るようで、この時そういった人の一人と出くわしてしまいました。






 本殿前に行き、その写真を撮ろうとした時のことです。
 突然、本殿付近に居た40代くらいの女性の方から、
「ダメ! 撮っちゃダメ!」
などと大声で怒鳴りつけられました。
 驚いてカメラを押す手を止めると、続けてその人は
「ここは、竜穴(りゅうけつ)なの。竜穴ってわかる? りゅ・う・け・つ。わかるよね? だったら、ここを撮っちゃダメ!」
などと怖い顔してにらみつけるようにまくし立てました。
 仕方がないので、本殿を間近で撮るのは諦めざるをえませんでした。

 もし本当に知らないオバサンから怒鳴られただけならば、私でも「何故、知り合いでもないあなたから、そんなことを言われなければならないのか。なんの権利があって僕の邪魔をするのか」などと怒って反論したかもしれません。
 あるいは、「りゅうけつ? 竜のケツのことですか?」とか、しょうもないギャグをかましてごまかしたかもしれません。
 しかし……私にはその女性が、ただのオバサンとは思えなかったのです。
 というのは、奥宮本殿の写真を撮る前に、その女性が祝詞を詠唱しながら本殿で参拝をしているのを、私は見ていたのです。
 その様子を見ると、きれいに淀みなく、よく響き渡る声で揚々と、難しそうな祝詞の文章を詠みあげている。
 本殿だけでなく、摂末社のひとつずつでも同じように、丁寧に祝詞を読み上げている。
 しかもその姿が、ものすごくサマになっていたのです!
 この時その女性の方は、カジュアルな感じの洋服にジーンズ姿という格好だったのですが、神前にて祝詞を詠みあげる様子はまるで、本職の神主さんか巫女さんの様にも見えました。
 どこかの神職の方か?
 それとも、熱心な氏子さんでしょうか?
 あるいは、いわゆる「霊能者」の方だったのでしょうか?
 いずれにせよ、この女性がただ者ではない、という感じがしていました。
 そんなのだから、そのオバちゃん……じゃなくて、その方の言葉に何やら抗いがたいものを感じて、私も従わざるをえなかったのです。

 正直、本殿の写真を間近で撮れなかったのは残念な気もするのですが。
 まあ、これはこれでネタになる話が出来て面白かったのですがね(笑)。



 境内の一角にある立て札。
 貴船と「鉄輪」伝説、そして「丑の刻参り」についての解説が書いてあります。





 有名な「丑の刻参り」が、「丑の年、丑の月、丑の日、丑の刻に、貴船の神様が牛鬼を従者にして降臨した」という故事に基づくものだそうです。
 魔力や霊力が最も高まるのが「丑の刻」であり、その時間帯に祈願を行えば最も効果があると考えられたことから、「丑の刻参り」が、つまり「呪いの藁人形のまじない」が始まったのです。
 貴船神社ホームページの「貴船神社秘話」コーナーにも、「丑の刻参り」に関する記述があります。
 それによれば、よく知られている「丑の刻参り」の作法とは、以下の通り(以下、引用)。



一般に丑の刻参りとは、白い着物を着け、髪は乱し、顔に白粉、歯には鉄漿、口紅は濃くつけ、頭には鉄輪をかぶり、その三つの足にローソクを立てて灯す。
胸には鏡を掛け、口には櫛をくわえる。履き物は歯の高い足駄とされる。そして寺社の古い神木に憎むべき相手をかたどったワラ人形に五寸釘を金槌で打ち込む姿が典型的な作法とされている。
そして人に見られる事なく七日間丑の刻参りを行い帰る途中に黒い大きな牛が行く手に寝そべっていると、それを恐れることなく乗り越えて帰るとみごと呪いが成就すると云う。




 引用ここまで。

 ただ、貴船神社さん側の主張によれば、本来の「丑の刻参り」とは、単なる呪詛の儀式だけではなく、諸願成就のため、つまりあらゆる願い事をかなえるためのものであり、現在の「呪いの藁人形」みたいなおどろおどろしいだけのイメージではない、ということのようです。
 「丑の刻参り」が単なる呪詛まじないであるかのように考えられるのは、また貴船の神様が呪詛神のように考えられるのは、貴船神社さん側からすれば不本意なことであり、誤った信仰だということです。
 にもかかわらず、「丑の刻参り=呪いの藁人形」というイメージは広まり、その信仰やまじないは現在に至るまで伝えられ、そして実際に行われてきたようです。

 「現在でも、真夜中の貴船では‘丑の刻参り’が行われている」
 そんな噂も伝わっています。
 また、こちらには「実際に貴船神社で丑の刻参りをやっていたと思われる人物に追いかけられた」という人の話もあります。
 さて、『京都妖怪探訪』シリーズをやっている者としては、その真偽を確かめなければと思って、境内とその周辺の木を何本か調べてみました。
 そしたら……丑の刻参りの……というか、藁人形を打った痕跡がいくつも見つかりました。











 明らかに釘を打った跡と思われる穴が、いくつも開いています。
 まさかこんな場所で、日曜大工をしたり、木に野鳥の巣箱をつけたりする人が居るとも思えません。
 ということは、やはり藁人形を打ち付けた跡でしょうか。
 しかもこれらの穴は、そう古いものでもなさそうです。ごく最近にも藁人形を打ち付けた人たちが居る、ということでしょう。
 現在でもそんなことをしている人たちが居る、という噂は本当だったようです。





 貴船・奥宮の参道を戻りつつ、ふと考えてみました。
 何故、貴船神社さんさらすれば非常に不本意なことであるにもかかわらず、「丑の刻参り=呪いの藁人形」などというイメージが、一般に広まったのか?
 私なりにその理由を考えてみました。
 それには、以下3つの理由があるのではないか、と私は考えました。

 ひとつ目の理由としては、「能」や「謡曲」など民間にも広まった芸能の影響でしょう。
 「能」や「謡曲」の作品は、古くからの説話や伝説・伝承などを題材につくられることが多く、鉄輪伝説や橋姫伝説などもそうして広く民間にも伝わったものと思われます。
 さらに、そうした芸能やその担い手の人たちは、現在でいうメディアとしての役割も果たしていたものとも考えられます。
 愛憎が複雑に入り交じった情念で男を呪う女のキャラクターやストーリーは、観る人々に強烈な印象を与える共に、呪いの儀式のイメージを植え付けていたのでしょう。

 ふたつ目の理由としては、古くからあった他のまじないや民間信仰などの影響も考えられます。
 例えば「厭魅(えんみ)」などという、人形を使った呪詛まじないは、古くから陰陽道やその元となった呪禁道などによって、支配階級から民間に至るまで伝わっていたそうです。
 陰陽道などでは、北東の方角を「鬼門」「丑寅の方向」と称し、「鬼や魔、災厄などあらゆる悪いものが入ってくる方向」と不吉な方向と考えられていることは有名ですが、貴船も平安京からすれば、だいたい「鬼門」の方向にあたります。
 また、「丑の刻」という時間帯も、「草木も眠る丑三つ時」という言葉にもあるとおり、夜の闇が最も深いと考えられる時間帯でもあります。さらに先述の「鬼門」信仰の影響もあって、「丑寅」にあたる時間帯も「鬼や魔などの時間」だという風に考えられたようです。
 そういったものが、次第に貴船信仰にも結びつけて考えられ、現在まで流布しているようなおどろおどろしい闇のイメージが形成されていったのかもしれません。

 そして、3つ目の理由。これこそが最も大きな、最も根本的な理由でしょうが。
 それは「需要があったから」。つまり、古くから現在に至るまで、そういった「呪いのまじない」や「呪詛神」「呪いの聖地・魔所」を必要とする人たちが、数多く居たからです。
 これまで『京都妖怪探訪』シリーズでも、縁切りや呪詛が行われているという霊場魔所をいくつもとりあげてきました。
 そうした場所が、現在に至るまでも何故、呪詛や縁切りなどの場であり続けているのか。その理由は明白で、そうした呪詛や縁切りのまじないをする人たちがたくさん居るからです。
 そうした人間の持つ、有史以来の人間社会の持つ闇の部分こそが、多くの縁切りや呪詛などのまじないや、そのための霊場魔所を。さらには鬼や妖怪、怨霊などの伝説・伝承を数多く生み出してきたのです。
 特に本シリーズを始めて以来私も、そんな現実に何度も突き当たりました。
もしも本シリーズに何らかの意義とかあるとすれば……それは、人間と人間社会とが持つ闇の部分から見た京都論であるということ。もっといえば、「闇の歴史学」「闇の人間社会論」みたいな意味合いがあることでしょう。

 多分今後も、「丑の刻参り」などのまじないも、鬼や妖怪、怨霊などの伝説・伝承などもなくなることはないでしょう。
 貴船神社さんにとっては、非常に不本意なことでしょうが。
 何故ならば……ここまで読まれた方ならばもうお気づきかもしれませんが……呪詛も縁切りも、鬼や妖怪、怨霊なども、そういったものは全て人間の心と社会の持つ闇から生まれてきたものだからです。
 いかに科学技術が発達し、合理主義的な思想が普及しようとも、そうしたものが完全になくなるなどということはないでしょう。


 そんなことを考えながら。
 またひとつ、京都の……人間社会の闇を目にしたような気になりながら、貴船・奥宮の地を後にしました。



 それでは、今回はここまで。
 この後、貴船神社の本宮まで戻って、「例祭」と「出雲神楽」を観るのですが、ここしばらくずっと貴船の話題で引っ張ってきたともありまして、次回は貴船の話題は一旦休憩し、別の話題にしようと思います。

 では、また!







【あとがきに代えて】:
 すみません。
 今回は随分と長文の記事になってしまいましたが、最後に読者の皆様にも、私からひと言注意を。一応、念のためです。
 もしかしたら、肝試しのような感覚で、夜の貴船・奥宮に行ってみようとか思われた方がおられるかもしれません。
 しかし、「それは絶対にやめた方がいい」と申し上げておきます。
 興味本位や面白半分で、夜の奥宮を訪れるのはあまりにも危険です。
 呪いや祟りなどが、本当に実在するかどうかは、正直私にはわかりません。
 しかし、本当に「丑の刻参り」などという行為をしているような人は、「本気で他人を殺傷するのだ」という気で満々です。そんなことをするくらいですから、心をどこか病んでいるか、あるいはそれほど心理的・社会的に追いつめられて、思い詰めたような状態にあるような人です。
 そんな人に出くわしたら、どうなるか。しかもその人は、「儀式の現場を見た者も殺さなければならない。そうしなければ呪いが自分に返ってくる」などと信じこまされているわけですから、非常に危険です。
 「相手が女性だから」などと言って、あるいは「自分は腕っ節には自信があるから」とか「十分な護身・防御策を用意しているから大丈夫」などと、楽観的に考えるのも危険でしょう。
 というのは、本気で殺意を抱いたり、他人を殺傷することに対する躊躇や良心の呵責などを捨て去った人間の力は、実は非常に恐ろしいものだからです。
 本物の殺意があれば、非力な女性や子供でさえも大の男を簡単に殺すこともできるらしいです。喧嘩や格闘などでも、殺し合いのレベルになれば、腕っ節や格闘の技能などよりも、殺意の有無が重要になるそうです。
 この話は、現役時代に凶悪犯罪や暴力団関連の事件などの捜査にも関わった退職警官の方から聞いた話です。その方のお話によれば、「暴力団のボスが愛人の女性に惨殺された」という事件も、過去実際にあったとか……。
 もう一度、申し上げます。
 この記事を、あるいは同種の内容の記事を読んだりして、「夜の貴船に肝試しに行ってみよう」とか、「丑の刻参りが実際に行われているか、その現場を確かめて来よう」などとは、考えないでください。
 考えるだけならともかく、そんな危険なことを実行するのは絶対にやめてください!
 それでどんな結果になったとしても……当方としては責任をもてませんので。

 現実の世界で本当に怖いのは、呪いや妖怪よりも、生きている人間の悪意や殺意の方かもしれません……。





貴船神社のホームページ
http://kibune.jp/jinja/




*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




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