嗚呼、負け犬の遠吠え日記
ある時は、しがない安月給サラリーマン。ある時は、怪しい政経オタク。そんなkomichi(子路)の言いたい放題を綴ったブログです。荒らしなど、ネットの悪質行為の問題にも取り組んでいます。

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もう「日常」に戻ります



 ここしばらく、東北関東大震災や福島の原発事故などの影響で私も「自粛」ムードに入り、更新を止めていましたが、この辺りで活動を再開することにします。
 
 いや、むしろ。
 こういう時だからこそ、変な罪悪感にとらわれてあらゆる活動を自粛するのは辞めようと言いたいのです。

 さて、前回記事からまた2週間空けてしまいました。
 前回は『そろそろ「日常」に戻りたいところですが……。』などと言ってましたが、今回で「日常」に戻ることにしました。


 今月11日に発生した大震災は、東北や関東などに未曾有の、非常に深刻な被害をもたらしました。
 さらに今回は、福島で最悪の原発事故が発生。「大丈夫」とか「問題はない」とか言ってた政府や電力会社、自称「専門家」などの当初の予想とは裏腹に、状況はどんどん悪化していっているようです。
 テレビやネットのニュースなどを見ても、連日悪い情報ばかりが目に付きます。
 政府などが発表する楽観的な話も信用できず、連日伝えられる現実の前には説得力も持たず、かえって「本当はもっと悪いことが起こっているのではないか?」という不安を煽るだけです。
 
 このような状況では、気分が沈んでしまうのも無理はないかもしれません。
 弊サイトだけではなく、他にも更新が滞りがちになったサイトがいくつもあるようです。
 ネット社会だけではありません。
 各地で様々なイベントが中止になったりして、まるで昭和天皇が亡くなられた時を思わせるような……というより、あの時以上の長く、暗く、沈んだ「自粛」ムードが日本全体を覆っているかのようです。
 その中では、まるで自分だけが今を楽しむことが罪悪であるかの想いを抱く人も少なくない……って、私もその一人だったのですがね。

 
 ただ、それももうそろそろ終わりにします。
 ちょっと無理をしてでも、「日常」に復帰することにしました。

 確かに「被災地や被災者の方々のことを思えば、国・社会全体が大変なことになっているのに、自分だけヌクヌクと今を楽しんでいいのだろうか?」という気持ちになるのも、わからないではありません。
 かくいう私も、そういう気持ちにとらわれたことがありました。

 しかし一方で、「このままではダメだ。何とか日常に復帰しなければ!」という気持ちもわき上がってきました。
 被災地や被災者の方々に想いをはせるのは大事ですが、だからといってそれで自分の日常までも犠牲にする必要はないのではないか、とも思うのです。
 いや、お叱りやご批判なども覚悟の上で言えば、逆に中途半端な気持ちで「萎縮」や「自粛」をすることは、かえってマイナスの結果にしかならないのではないか、とも考えたのです。
 その理由は、だいたい以下の3つです。


1・中途半端な「萎縮」や「自粛」単なる自己満足にしかなりえないから。

2・被災地の復興や被災者の救済までの道のりは、長くなるであろうから。

3・皆が「萎縮」「自粛」したままだと、日本の政治・経済活動にもマイナスの影響を及ぼし、それが被災地の復興、日本の再生などの足をも引っ張るだろうから。
 まずは、3月29日に配信されたという、以下の産経新聞記事の引用をご覧ください。

NY紙「日本は自粛という強迫観念にとらわれている」

2011.3.29 20:09
 【ワシントン=古森義久】米紙ニューヨーク・タイムズは28日付で「津波後の日本は自粛という新たな強迫観念に襲われた」との見出しの記事を掲載し、日本国民の多くが地震や津波の犠牲者への弔意から日常の活動を縮小するようになり、国民経済への悪影響が懸念されると伝えた。

 東京発の同記事は、日本で「地震、津波、原発で何十万という国民が被害を受けたことから、被災地以外でも、少しでもぜいたくにみえる活動はすべて非難されるようになった」とし、日本国民のすべての層が生活面での「自粛」をするようになったと報じた。

 自粛はまず電力の節約という形をとり、日本国民が「電灯、エレベーター、暖房、トイレ座席の暖房まで止めるようになった」とし、安売りカメラ店の客案内の音声やカラオケ店への出入り、桜の花見、高校野球応援、東京都知事選の候補の音声までが自粛されていると指摘した。

 同記事は自粛が過剰になっていることを示唆し、企業や学校の行事のキャンセルが日本の経済全体の60%に及ぶ消費支出を大幅に減らし、「もともと停滞していた日本経済に浸食効果をもたらし、倒産を急増させるだろう」と述べている。

 また「東京都民にとっての自粛は被災地の人々との連帯を示し、自粛をする側を何か良いことをしているという気分にさせる安易な方法だ。しかし、当人たちは実際にどんな効果をもたらすかはあまり考えていないようだ」とも論評した。



 引用、以上。
 失礼ながら私は、産経新聞も、この古森義久という記者さんも嫌いです。
 ですが、この記事に関してだけは、「その通り。このままではダメだ」という感想を抱きました。

 また、文中でも指摘されていとおり、この「自粛」ムードは日本経済全体にもマイナスの影響をもたらす危険性もあります。
 これに関して、さらに指摘しておきたいことがあります。
 特に近年の日本では、「貧困化(貧富の格差拡大)によって国内の市場がダメでも、海外の市場でモノを売って稼ぐ」という、いわゆる「輸出主導型」「海外市場依存型」の傾向が強まっていたようです。
 が、それが今回の震災及び原発災害によって、見直さざるをえない状況になるかもしれないのです。
 これは単に、「震災によって国内の経済・生産活動が停滞する」という意味だけではありません。
 今回の深刻な原発災害(及び政府や電力会社等のまずい対応によって被害がより深刻化してしまったこと)が全世界に知られてしまったことにより、「日本=危険、放射能汚染」というマイナスイメージが海外にも広まってしまうことも意味します。
 つまり、原発災害による「風評被害」によって、日本の製品が海外で売りにくくなってしまうのです。
 日本の農作物に「高級ブランド」をつけて、海外の新興国などに売り込むというのも、これで台無しになってしまうかもしれません。
 もう既に、一部の国・地域では日本の輸出品を制限する動きも出ているようです。

 私の身近でも、そうした動きを感じさせる出来事がありました。
 先日、私の勤め先の本社にて、海外から商談に来る予定だった顧客や取引先の方々が、次々に来日を中止・延期されるという事態が発生しました。
 来日中止・延期の理由について、表向きは「震災の影響」ということになっています。
 しかしそれもおかしな話です。
 何故なら本社は、被災地から何百キロも離れ、震災による影響のほとんどない関西にあるのです。それくらいのことはちょっと考えればわかりそうなものですが。
 やはり海外の顧客・取引先の方々が来日を控えた原因は……震災というよりも、原発災害を恐れてのことでしょうね。そうとしか考えられません。
 来日を中止された方々の中には、企業の幹部・管理職クラスの方々も居るそうです。つまり、教育程度が高く、経済活動の中心に居る人たちまでもが、原発災害にびびって日本を避けようとしている、と思われます。残念ながら。

 以前にも私は、「海外市場に依存しすぎた経済構造は良くない」と主張していましたが、今回の震災と原発災害によって、そうした経済構造を見直す必要性は今後ますます高まってくるかもしれません。

 話を戻しましょう。
 今後私の懸念したように、海外の市場がアテにならなくなるとすれば、その分国内市場に頼らざるをえません。
 つまり、国内の需要を喚起しなければならなくなると思うのですが、そんな時に日本全体が「萎縮」や「自粛」のムードに包まれていたら、それも駄目になってしまいます。日本経済も萎縮する一方で、それが結果的には被災地の復興や日本の再生にもマイナスになっています。それではいけません。

 また、震災によって選挙の投票率も下がってしまうそうですが、それもいけません。
 (個人的には、地方選挙の投票日を延期すべきではないか、とも思いましたが、そうはなりませんでした。もう今から決定は覆せないでしょうから、仕方がないでしょう)
 

 ましてや、あれだけの大規模かつ深刻な被害です。
 一ヶ月やそこいらで復興するのは、まず無理でしょう。
 復興までには、長期戦を覚悟しなければなりません。
 いつまでも、うなだれてばかりはいられないのです。

 だからこそ言いたいのです。

 いつまでも萎縮するな。
 こんな時だからこそ、「日常」に戻れ。
 完全に「日常」に戻れなくても、できるだけ「日常」と接点を持て。
 できるだけ、今を楽しめ。遊びも忘れるな。消費しろ。
 と。
 もちろん、「復興や救済活動などの妨げにならない限り」とか、「被災者の心情を明らかに害するものでない限りは」などの条件付きですが。

 全ての人に「元気出せ」と言っても無理かもしれません。
 どうしても気楽になれないという人は仕方がありません。そういう人は無理をしなくてもかまいません。
 ただだからこそ、「日常」に戻れるという人から、率先して元気を出してほしいのです。
 そして、今を楽しみ、日常に復帰する人を非難したり、罪悪感を抱かせるようなことがあってはならない、と私は思うのです。

 ということで、私も「日常」に復帰することにしました。


 
 ところで、やはり自粛気分で一度は遠慮しようと思った今年の『京都・東山花灯路』(ですが。
 実を言いますと、私もそれに行きました。
 冒頭の写真も、その時に撮影したものです。
 「俺もこんなことしていていいのか?」などという奇妙な罪悪感にとらわれたままでしたが、それでも「このまま萎縮してはいかん」と気をとり直して行ってきました。

 なお、この『京都・東山花灯路』というイベントですが、震災等の影響により『京都・東山祈りの灯り』になりました。
 13日のイベントブログ記事にも表れていますが、スタッフの方々もいろいろ悩まれたようですね。
 「多くの被災者が苦労しているところにこんなイベントを開催してもいいのか?」とか、「夜中に電力を使うようなイベントをしてもいいのか?」などといった問題も含めて。
 私としては、そのままイベントをしてほしかったのですが……スタッフの皆様もいろいろ悩み、考えられた末の結論だったのでしょう。
 仕方がありません。


 以上、とりとめのない話を長々としてしまいましたが、お付き合いくださってありがとうございました。
 とにかく頑張って、ブログを再開したいと思います。


 なお、本日記事の最後に、今年の『京都・東山花灯路』(改め『東山・祈りの灯り』)で撮影した知恩院での写真でも並べたいと思います。





















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