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嗚呼、負け犬の遠吠え日記
ある時は、しがない安月給サラリーマン。ある時は、怪しい政経オタク。そんなkomichi(子路)の言いたい放題を綴ったブログです。荒らしなど、ネットの悪質行為の問題にも取り組んでいます。

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京都妖怪探訪(40):千本えんま堂・その1



 今回は、六道珍皇寺(シリーズ第29回第30回でとりあげました)や、「冥府の判官」伝説など有名な、小野篂(おののたかむら)ゆかりの寺のひとつ、「千本えんま堂」をとりあげます。
 千本えんま堂は、正式名を「光明山 歓喜院 引接寺」というそうで、真言宗の寺院です。
 このお寺では、地獄の裁判官として有名な閻魔大王が祀られています。


 えっ? 
 『京洛八社集印めぐり』の続きはどうなったのですかって?
 すみません、また予定変更です。
 これには私の計画性の無さもあるのですが、今この寺の記事を書くことにしたのには理由があります。
 今月(7月)の1日から16日までここで「風祭り」という行事が行われているからです。
 そしてこの期間中の夜6時30分から夜8時までの間だけ、この寺の本尊である閻魔大王の坐像が公開されているからです。
 つまりこの記事を書いている現在、まさにその期間中なのです。
 読者の皆様にもこの記事を読まれたら、特別公開された閻魔大王像を見に行きたいと思われる方もおられるかもしれません。
 そのため、当初の予定を変更してでも、できるだけ早い目に記事を書いた方がいいと、考えました。


 本題に戻ります。
 小野篂は、「盂蘭盆会(お盆行事)」へと融合発展する法儀「精霊迎えの法」など、地蔵信仰を広まるため、その根本道場として、朱雀大路(現・千本通り)の北側に、篁が自作の閻魔大王像を祀った祠が、えんま堂の開基とされています。
 のちの寛仁元(1017)年、藤原道長の後援を得た比叡山・恵心僧都源信の弟子・定覚上人が、ここを「諸人化導引接仏道」の道場とすべく「光明山歓喜院引接寺」と命名し、仏教寺院として開山して現在に至ります。

 まずは昼間に訪れてみました。




 千本通り沿いの京都市バスの停留所「乾隆校前」です。
 このバス亭から、千本通りの西側を北上します。
 千本寺之内の交差点です。





 ここをもう少し北上すれば、「千本えんま堂」こと「引接寺」の入り口が見えてきます、





 なお、市バス「千本鞍馬口」停留所から南下するというルートもあります。
 中に入ってみます。

 入ってすぐ左側を見ると、大きな閻魔大王像が。





 この像は、地元の消防団が製作したもののようです。
 本堂の方へ向かいます。





 ちょっと見たところ、わりとこじんまりした印象を受けました。
 本堂の中に進みます。





 まずは、礼儀としてきちんと線香とろうそくを備えて拝みます。
 ろうそくは一本30円、線香は一本(一束)50円で、賽銭箱に納めて払います。
 この時私は細かい小銭を持っていなかったので、本堂左奥にある寺務所兼売店にお願いしてくずしてもらいました。
 







 ところで、本堂入り口付近、本尊の前にあるお坊さんらしき人物は、「びんずるさん」という釈迦の弟子の一人だった行者の坐像です。


 


 この人は立派な行者でしたが、どうしても「飲酒戒」を守ことができなかった、つまり飲酒がやめられないためにお堂の中に入れてもらえず、お堂の外で教えのために働いていたという、ある種の親しみを感じさせる人物です。
 「首から上の具合が悪いところをさするとご利益がある」と言われています。頭部の表面が少し崩れかかっているように見えたのは、多くの人がさすっていったためでしょうか。

 「風祭り」の期間中だったためか、多くの風鈴が飾ってありました。





 この時は無風状態で、風鈴もぶら下がっているだけですが、見ているだけでも風情が感じられます。
 最終日午後6時30分より「風鈴供養会」という法要が行われて、一般の古くなった風鈴なども受け付けてくれるそうです。

 ところで、周りの壁をよく見ると地獄の様子が描かれた壁画が。





 すみません、ブレた写真しか撮れずに……(汗)。
 こうした地獄絵図を見せて、多くの人たちへの戒めとしていたのでしょうね。
 残念ながら壁画のほとんどは、現在ではこのようにほとんどかすれて見えにくくなっています。
 修復とかしてくださるとありがたいのですが……。


 次にいよいよ、ご本尊を拝ませていただきます。
 賽銭をあげ、拝んだ上で、「失礼いたします。少しお姿を撮らせていただきます」と断りを入れて撮影。





 向かって左側に控えている人は、地獄の書記官・司録尊。
 向かって右側に控えている人は、地獄の検察官・司命尊です。
 本尊の閻魔王坐像は、昼間は開帳されていないため、顔の一部しか見えません。
 完全に公開された姿の本尊を見るには、「風祭り」期間の夜6時半から8時の間に訪れなければなりません。


 ところで本堂の上に、珍しいものが。





 何かと思ったら、万倍のご利益が受けられるという「閻魔様のお湯飲み茶碗」だそうです。


 さて、長くなりましたので、今回はここで一旦切ります。
 この続きはまた、次回。


 
 

*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm



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小路@管理人
>非公開コメントの方へ

 どうも。
 コメントありがとうございます。

 最近、コメを寄せてくださる方が、ほとんどいなくなりまして(苦笑)。


> 懐かしいです!

 そうでしたか。
 あなたもここを訪れたことがありましたか。


> ○○が無いのですよね!

 あー、なるほど。言われてみれば。
 そうしたら、地獄絵図が修復されないままになっている理由も納得できますね。
 寂しい話ですが。



>ココ怪しいもの好きの穴場ですよね

 ええ、そのとおり(笑)。
 私も、わざわざ記事3回に渡って紹介することになるほど、ここにはひかれるものを感じましたし。
 「怪しいものマニア」の私の感性を強く刺激したものと思われます(笑)。

 まあ、こんなサイトですが、よろしかったらまたお越しください。
 
2010/07/09(金) 07:39:17 | URL | [ 編集]










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