嗚呼、負け犬の遠吠え日記
ある時は、しがない安月給サラリーマン。ある時は、怪しい政経オタク。そんなkomichi(子路)の言いたい放題を綴ったブログです。荒らしなど、ネットの悪質行為の問題にも取り組んでいます。

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京都妖怪探訪(31):子育て飴と子育て地蔵尊



 毎夜、飴を買いに来る女が居て、不審に思った飴屋が調べてみると、その女は幽霊だった。
 墓の中には生まれたばかりの赤ちゃんが居て、幽霊の母親はその子を育てるために飴を買い与えていたのだった。
 その赤ちゃんは、成人して後に高僧になった。

 昔話にもある、有名な「子育て幽霊」伝説。
 その物語があったという飴屋が、京都市内にもありました。


 前々回前回の続きです。
 前2回でとりあげました六道珍皇寺から、松原通りを西へ進みます。
 
 この辺りは、昔は有名な「葬送の地」でした。
 そのため、六道珍皇寺などの寺院がいくつも残っています。
 また、かつてこの地を掘り返したら大量の人骨が出てきたという話もあります。
 この辺りには「六原」とか「六波羅」とかいう地名が残っていますが、これは元々「髑髏ヶ原」だったそうです。




 この写真は地元のスーパーのようですが、とすればこれは元々「ハッピー髑髏ヶ原」か……。
 すみません。またしょうもないことを言ってしまいました。
 次、行きましょう。

 
 しばらく通りを西に歩いていますと、道の北側に見えてきました。
 有名な「子育て幽霊飴」のお店のようです。





 中へお邪魔しました。
 そうしたら、たくさん売っていました。
 あの「子育て幽霊」伝説の飴が。





 ひとつ300円の小袋と、ひとつ500円の大袋とが売ってありました。
 私も買って、食べてみました。
 嫌味のない、あっさりとした甘さのおいしい飴でしたよ。


 幽霊飴の店の向かい側の辻。
 六道珍皇寺にあった「六道の辻」の石碑がここにも。





 この辺りが「この世とあの世との境目」だと信じられていたようです。
 
 この辻には寺院が建っていました。
 「西福寺」というそうです。
 そこにも入ってみることにしました。





 西福寺の入り口です。
 「子育て地蔵尊」と書かれています。

 ここはあの弘法大師・空海が自作の地蔵尊を安置し、鳥辺野の無常所として建立した地蔵堂だったそうです。
 六道珍皇寺の小野?とも交流のあった嵯峨天皇の后・檀林皇后はしばしばここに参詣し、空海に帰依したと伝えられています。
 
 この時は見られませんでしたが、毎年8月7日~10日の「精霊迎え」「六道まいり」の期間中は、六道輪廻の様が描かれた「六道十界図」や、壇林皇后の遺体が腐り果てていく様子を描いた「壇林皇后九相図」などが公開され、生と死について語られるそうです。





 入り口に入ったところすぐに祀られている不動明王像です。
 そのすぐ横には、多くのお地蔵さんも祀られていました。





 「水子地蔵尊」と書かれた提灯がぶら下げられ、供え物らしき人形もあったことから、水子や幼くして亡くなった多くの生命を供養する場所のようです。

 境内の片隅には、比較的新しいもののようですが、次のような地蔵もひっそりと立っていました。





 この時ここで見られたのは、以上のものだけでした。
 これ以上見ようと思ったら、8月の「六道まいり」に来なければならないようです。



 多くの場合、社会の死亡率を上げているのは乳幼児と老人である、という話を聞いたことがあります。
 特に昔は、今のように医療技術も発達しておらず、また子供を育てるための社会制度なども整備されていませんでしたから、乳幼児の死亡率も低くはなかっただろうと思います。
 また貧しい家では、いわゆる「間引き」が行われていたそうです……。
 かつて葬送の地であったこの場所でも、幼くして亡くなった多くの生命が葬られていたものだと、想像がつきます。 
 前回の六道珍皇寺の水子地蔵や、今回の子育て地蔵(そのものは今回見られませんでしたが)や、子育て幽霊伝説の飴屋などが、かつて葬送の地であったこの地に遺されているのは、そんな古くからの悲しい歴史的背景を反映したものなのか。

 前々回前回とともに、「生と死とは何か」を考えさせられる旅となりました。


 読者の皆さんも、京都を訪れる機会があれば、松原通りを東大路通りから松原橋(川端通り)までの付近を散策されてみてはいかがでしょうか?
 人の生と死に付いて考えさせられる旅になるかもしれません。
 お気が向いたら、どうぞ。



*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




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2010/05/04(火) 06:09:37 | Die Weblogtagesschau laut dem Kaetzchen

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