嗚呼、負け犬の遠吠え日記
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祇園祭「大船鉾」 @ 京都妖怪探訪(371)




 どうも、こんにちは。
 7月31日の「疫神社祭(夏越祭)」で今年の「祇園祭」は終わりですが、あともう1回だけ、祇園祭・山鉾の記事を。
 元治元年(1864年)の禁門の変により焼失してから150年ぶりに復活したという「大船鉾」です。
 この山鉾は、祇園祭・山鉾巡行で最後を、必ず「後祭」のトリという重要な役割を担う山鉾です。
 この山鉾も、シリーズ第364回の「占出山(うらでやま)」や、シリーズ第370回の「船鉾」と同じく、神功皇后の「三韓征伐」伝説をモチーフに作られた山鉾です。
 この3つの違いは何かと言いますと。
 「占出山」は、神功皇后というキャラの「鮎釣りで戦勝を占った」というエピソードを主題にした山鉾です。
 「船鉾」は三韓征伐のうちの出陣を、今回の「大船鉾」は凱旋を表しているそうです。



 以下は、昨年までの「大船鉾」の巡行の様子です。





 昨年まではこんな感じですが、この度完全復活を果たしたようです。


 この山鉾も、京都市の中心部・四条烏丸から近い場所に立っていました。






 四条烏丸から四条通りを西へ。
 新町通りとの交差点です。





 この写真は「後祭」前の、「大船鉾」が立っていた時の新町通りなので、ここから南が歩行者天国となっています。
 そして、「大船鉾」を見にきた大勢の人で賑わっています。






 「大船鉾」の姿を外側から見ていきます。


















 この鉾の飾りも見てみます。
 シリーズ前回の「船鉾」と同じく、妖怪オタクで、空想生物マニアの私の琴線に触れるものがいろいろとあります(笑)。


 これは、鳳凰(ほうおう)でしょうか。






 「太子山」「船鉾」でも見られたような、羽の生えた竜の姿も。






 この鉾の上に上がらせてもらえました。
 拝観券を買って上がります。






 が、その前に。
 この鉾に上がろうとする人たちで長蛇の列が。私の時は40分以上並ぶことになりましたが。






 炎天下の中しばらく並んで、ようやく順番が回ってきました。






 上り階段の下から見た、船尾です。







 「八坂神社」の紋も。





 
 中へ。






 まず中を見渡してみます。
 復活したばかりだからでしょう。使用された材木も真新しく、また組み立てのための番号らしきものも付いています。












 「大船鉾」の上から観た光景。









 船首です。






 船尾の方に、小部屋が。









 この部屋は「人間立入禁止」。
 つまり、巡行時に御神体人形が祀られる場所のようです。



 そして、降ります。






 「大船鉾」が置かれているそばには、御神体が安置されている会所も。
 そこにも参拝していきます。






 残念ながら御神体人形の撮影は許可されませんでした。
 ただ、一緒に安置されていました「楫(かじ。船の進む方向を定めるために船尾に取り付けられている部品)」は撮影を許可されました。





 見事な金竜の楫です。
 かなり手の込んだ意匠のようです。



 それにしても。
 本体は焼失したとはいえ、その他の飾りや部品などのほとんどは、焼失以前からのものが使用されているそうです。
 ということは、焼失から150年間も、この復活の日のためにずっと守られ続けてきたことになります。
 こういうものを創る人も凄いですが。
 こういった宝物の数々を遺失・散逸させることもなく、いつになるかわからない復活の日を夢見ながら、何世代もの間守り続けてきた町の人々の根性も凄いな、と思います。
 祇園祭の宝物、歴史と伝統は、こうした人々の努力によって、千年以上もの間守られてきた。
 そう思うと、感慨深いものがあります。



 それでは、今回はここまで。
 今年の祇園祭関連の記事は、ここまでにします。
 また来年の祇園祭も楽しみに待つことにしましょう。
 では、また次回。





*祇園祭のHP
http://www.gionmatsuri.jp/




*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




*この記事はこちらからの転載です。




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