嗚呼、負け犬の遠吠え日記
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祇園祭「郭巨山」「芦刈山」 @ 京都妖怪探訪(365)




 どうも、こんにちは。
 今回も、今年の祇園祭から。
 今回は、山鉾「芦刈山(あしかりやま)」をとりあげます。
 
 まず最初に。
 何故、今回「芦刈山」をとりあげたのかと申しますと……。
 祇園祭の山鉾は、有名な神話や伝説、故事などをモチーフにしたものが多く、それぞれがテーマ性やストーリー性を持っています。
 その中には、神様や妖怪、想像上の人物や生物等に関するものもありますので、『京都妖怪探訪』シリーズでとりあげたりしています。
 「芦刈山」は、能や謡曲のひとつ『芦刈(あしかり)』をモチーフに創られた山鉾なのですが……。
 正直に申しますと、それ自体は「妖怪」や「神様」「怨霊」などとはほとんど関係ありません(笑)。
 それなのに何故、わざわざ本シリーズでとりあげたかと言いますと。
 実は、この山のモチーフになった「芦刈」に対して、私自身が少し思うところがありまして。
 それで今回、わざわざとりあげさせていただいたのです。
 また今回は、その途中で見かけた「郭巨山(かっきょやま)」と、「四条傘鉾」につても少し取り上げます。



 それでは今回も、アクセスからいきましょうか。
 今回も、京都市内のほぼ中心部、四条烏丸の交差点から。





 最寄りの交通機関は、京都市営地下鉄の「四条」駅か、阪急電車の「烏丸」駅、あるいは京都市営バスの「四条烏丸」停留所です。


 四条烏丸の交差点から、四条通りを西へ。
 交差点を2つほど越えますと「郭巨山(かっきょやま)」が見えてきます。






 まだ御神体は載っていなかったようですが、四条通りを挟んで向かい側の町屋に、「郭巨山」の御神体人形がまつられているようです。






 昨年の記事からですが、「郭巨山」巡行の様子です。









 ところで「郭巨山」のモチーフになった、「中国二十四孝」の一人、郭巨という人の話ですが。
 悪いけど私は、この郭巨さんのお話がどうしても好きになれないのです。というか、どうしても納得も共感もできないのです。
 何故かって?
 それは、大まかに言えば、以下のようなお話だからです。

 昔、郭巨という人が、老母と妻、3歳になる子供と暮らしていました。が、その暮らしは非常に貧しく、このままでは生活できなくなってしまいます。
 ある時郭巨さんは、妻に言います。
「このままでは皆、暮らしていけないので、子供に死んでもらう。子供はまたいずれ授かるが、親の代わりは居ない」
 妻は従い、覚悟を決めます。
 そして郭巨さんが、子供を埋める為の穴を掘っていたら……何と、黄金の釜を掘り当てました。
 こうして、郭巨さん一家は救われて、めでたし、めでたし……なのですが。

 しかしこの話って……少なくとも現代的な価値観からすれば、随分と酷い話ではないかな、という気がするのですが。
 たまたま宝物を掘り当てたからハッピーエンドに終わったものの、もしもそれがなかったら、「幼い子供は、一家の犠牲になって埋められてしまいました。おしまい」という残酷な結末になっていたはずです。
 しかも幼い子供に対して、「母の代わりは居ないけど、おまえの代わりは居るのだから、死んでくれ」などというのは、考えてみれば随分と酷い言いぐさではないかと思うのですが、どうでしょう?

 ただ、それへの賛否や、現代から見た善悪理非などは別として、それが……「親の為、夫の為ならば、妻や子は黙って犠牲になるべし」というのが、この物語が創られた当時の価値観だったのでしょうね、おそらくは。
 古い神話や伝説、故事や物語などの中には、創られた当時の思想や価値観などが反映されているものもある。しかもそれが、現代のそれとあまりにもギャップがありすぎて、戸惑ってしまうこともある。
 郭巨さんのエピソードも、そんな例のひとつだろうな、という気もしてきます。
 なお私は、郭巨さんのお話にはあまり共感できないのですが、こうした昔の価値観を反映している点も含めて、郭巨さんの故事や「郭巨山」自体は、歴史文化遺産として否定はしませんし、今後も遺していくべきものと考えていますよ。
 そこは一応、誤解のないようお断りしておきます。



 さて、祇園祭の山鉾巡りに戻ります。
 四条通りをさらに西へ、油小路通りの辺りまで行きますと、「四条傘鉾」が見えてきます。





 この「四条傘鉾」は、巡行時には子供たちがお囃子を演奏したりしながら行進するというものです。
 以下も昨年の記事からですが、その様子を動画に撮ったものです。







 ここから、四条通りを東へ。
 油小路から、西洞院通りの交差点まで戻ります。





 ちなみにここには、シリーズ第111回で取り上げました、「小町化粧水石碑」があります。






 ここから西洞院通りを南へ進みます。
 そこからひと辻目。西洞院と綾小路通りの交差点から、綾小路通りを西へ。









 「芦刈山」の山が立っています。








 まだ御神体は載ってないし、飾りも付けていませんでした。


 近くのビル内に、飾りや御神体が安置されていました。






 見事な飾りや着物などが並んでいます。









 顔はよく見えませんが、御神体が祀られています。






 ……などと思ったら、こんなところに御神体人形の首が。





 しかし、こんなリアルな首を夜中とか真っ暗な中で見たら、かなり怖そうです(笑)。

 以下は過去記事からですが、「芦刈山」巡行の様子です。









 さて、「芦刈山」のモチーフとなった、能・謡曲の「芦刈」について。
 それはだいたい以下のような話です。

 津の国・日下(くさか)に住む左衛門は、貧乏の末、心ならずも夫婦別れをします。
 妻は京に上って安定した身分と収入を得ますが、夫・左右衛門は落ちぶれて、芦を刈って売り歩く生活をするようになります。
 ある時裕福になった元妻が、面白おかしく囃子をしながら芦を売る男に出くわしますが、それが別れた元夫だと気づきます。
 左衛門は身の上を恥じて隠れますが、元妻の呼びかけに和歌を詠み交わし、再び結ばれ、京の都へ帰って行きました。

 このような話を題材にしているので、「縁結び」や「夫婦和合」のご利益があると言われています。
 ただこの話……。
 能・謡曲の「芦刈」は、最後は夫婦が再び結ばれてハッピーエンドとなるのですが。

 より古い、というより、能・謡曲の「芦刈」の原型となったと思われる話も遺っているのです。
 天暦5年(951年)頃の『大和物語』第148段「芦刈」とか。
 『今昔物語集』巻30第5話「身貧しき男の去りたる妻、摂津の守の妻となる話」とか。
 『源平盛衰記』巻36、阿巻、「難波ノ浦ノ賤ノ夫婦」など。
 それぞれのストーリーにはいくらかの違いはあるものの、いずれも能・謡曲のようなハッピーエンドにはなっていません。
 「夫婦は共に海に飛び込んで神仏になった」という話もあるそうです。

 別れた後、新しい勤め先で裕福な貴人と再婚して裕福になった元妻。
 それに対して、元夫の方はどんな仕事をやってもうまくいかず、より劣悪な条件の仕事・身分へと落ちぶれていきます。
 そして再開するのですが、元妻は元夫のあまりの零落ぶりを見て、夫に施しをします。
 しかし夫の方は、あまりのみじめさと情けなさに逃げ出し、その後二度と姿を見せませんでした。

 書物によって多少の違いはあるのですが、だいたいこんなストーリーです。
 「裕福になった妻に対して、何をやってもダメで落ちぶれた夫」と、「二人は再び結ばれることなく終わった」という2点ではだいたい共通しています。
 そのストーリーを能の作者・世阿弥が改変したので、能・謡曲版だけがハッピー・エンドになっているのでしょう。

 さて、今回私がわざわざ「芦刈山」をとりあげた理由ですが。
 実は私、「何の仕事をやってもうまくいかないダメ男」で、最後は元妻に対してさえ落ちぶれた格好の悪い姿を晒してしまう主人公に対して、どういうわけか妙なシンパシーを感じてしまいまして。
 あー。
 ええっと……。
 そんな私自身も、実は結構ダメ男なのかもしれないなあ(苦笑)。

 そんなことを考えてしまったところで。


 それでは、今回はここまで。
 次回も祇園祭の山鉾についてとりあげたいと思います。
 また次回。




*祇園祭のHP
http://www.gionmatsuri.jp/




*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




*この記事はこちらからの転載です。




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