嗚呼、負け犬の遠吠え日記
ある時は、しがない安月給サラリーマン。ある時は、怪しい政経オタク。そんなkomichi(子路)の言いたい放題を綴ったブログです。荒らしなど、ネットの悪質行為の問題にも取り組んでいます。

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浄福寺のふしぎ・おもしろスポットいろいろ @ 京都妖怪探訪(357)



 どうも、こんにちは。
 シリーズ前回、天明大火を防いだという天狗を祀った、浄福寺の護法権現堂を紹介しましたが、浄福寺というお寺には、他にもいろいろと面白いスポットがあります。
 というより、浄福寺というお寺自体が面白い場所です。
 今回は、そんな浄福寺のふしぎスポット、おもしろスポットを紹介していきます。

 前回の続きから。
 境内の道を、東門から「護法権現堂」の前を過ぎて西へと進んでいきます。
 





 道の脇に最初に見えてくるのが「千体薬師」。





 中には薬師如来と思われる像がたくさん。
 ひとつひとつ数えたわけではありませんので、本当に千体あるのかどうかはわかりませんが(笑)。
 ただ昔の人(特に近世以前の人)は、現代人のような数学の知識や素養があったわけではありませんので、「千」とか「百」などといった数字を正確に理解できていなかったのかもしれません。
 例えば、有名な妖怪画である「百鬼夜行図」などでも、本当に百体もの妖怪が描かれているわけではありません。
 「よくはわからないけど、とくにかく多い、たくさん」という状態を、「百」や「千」と表現したとも考えられます。
 薬師如来のご利益についても説明書きが。





 本当に千体あるのかどうかは別としても、あれだけたくさんの薬師如来像や、薬師三尊像があったらかなりのご利益がありそうです。



 釈迦堂。
 




 ここには秘仏の釈迦如来像が。
 特別公開期間に訪れたので観られましたが。



 本堂です。





 本尊は阿弥陀如来像です。
 ちなみにこの本堂には、面白いエピソードがひとつ。
 なんとこの本堂、「日本最古の違法建築」だそうです(笑)。
 江戸時代に幕府によって造られた「三間梁(さんげんはり)規制」という規制に違反しているというのです。
 「三間梁規制」とは、建物の大きさを三間(畳縦三畳分、約5.4mまでに規制するもの。江戸幕府は「多人数で集まれば、反体制的な企てが行われるかもしれない」と考えてこんな規制を作ったそうです。
 1730年、享保の大火で焼失し、再建の際にも、この本堂もこの規制の対象になります。
 しかし寺の立場としては、檀家を集めた法要などを行うには広いスペースを確保する必要があります。
 そこで浄福寺側は一計を案じ、外側は2つの別の建物のように見せかけておいて、中はこっそりとつなげて広い空間を作ったのです。
 以下の写真が、その建物を撮影したものです。





 手前の屋外休憩所の向こう側、2つのお堂が並んでいるように見えますが、中はひとつのつながった大きな部屋があるのです。
 残念ながら、堂内の撮影は許可されませんでしたが。
 でも、こういうセコいマネして体制権力すら出し抜くようなしたたかさというのは、大したものですね(笑)。
 もっとも、幕府の側もわかっていて黙認していたところもあるのではないかな、という気もしますが。


 本堂周辺の庭も少し散策してみます。


















 境内の片隅に、地蔵堂と、墓所への入り口があります。





 ここの墓所には、皇族や名医、豪商や芸術家などの有名人がたくさん葬られているそうです。
 が、『京都妖怪探訪』シリーズを続ける私としましては、そちらの方にはあまり興味がわかないので、省略します。
 そちらの方に興味ある方は、別の浄福寺探訪の記事をご覧ください。


 私が興味を持ったのは、墓所入り口にある「地蔵堂」です。





 ここのお地蔵さんは、「引接(ひっぱり)地蔵」といい、「このお地蔵様にお参りすると、幸せの方に引っ張られる」というお地蔵さんです。
 「洛陽四十八願地蔵」のうちの「十四番札所」でもあるそうですが。
 地蔵堂には、このお地蔵さんのご利益が描かれた張り紙が。





 ただ、さきほどの「千体薬師」といい。
 「浄土宗」って、現世的な幸福とかご利益を追求する宗派だったかな、とか私は思うのですが。
 いえね、私は実家が浄土真宗で、さらに母方の家が浄土宗なので、「浄土宗も、浄土真宗も、元々は現世的なご利益を追求する教えではない」というのがわかっていますから。
 まあ、しかし。ここであまり野暮なことは言うのはやめときます。
 良くも悪くも、神仏習合の国・日本らしいとも言えますから。


 さて、先ほども申しましたとおり。
 ここを私が訪れたのは、特別公開の期間中だったので、本堂や釈迦堂の中にも入れてもらえました。





 建屋内の撮影は許可されませんでしたが、もう少し紹介を。
 建物内では、寺宝である絵画や仏像などを見せていただきましたが、他にも面白いものが。
 閻魔大王を含む「地獄の十王」を描いた「十王図」や、地獄絵(仏教の六道輪廻の様子を描いた「六道絵」や「十界図」など)も。
 さらにそれらを使って、仏教の教えをわかりやすく解説するという「絵解き法話」などというイベントも、時々行われているようです。
 それらをまとめた小冊子も、一冊100円で販売されています。





 私が訪れた時には、8冊目まで販売されていました。
 面白そうだったので、8冊全部を買って、読んでみました。
 非常にわかりやすく、仏教(浄土宗)の教えや世界観などが解説されていて、8冊を一気に読み切ってしまいました。
 また、「浄土双六」「十戒輪投げ」「地獄極楽コリントゲーム」などといった、住職さんご自作のゲームまであって、楽しみながら浄土宗の教えや世界観などを勉強させてもらえるためのものも、いろいろと用意されています。
 こういう面白い場所ですから、特にお寺や仏教などにご興味のある方は、一度ここを訪れてみてはいかがかと思います。
 それにしても、かつての仏教寺院というのは、こういう「人々が集まって、いろいろな活動やイベントを楽しむための場」として、今でいう「サロン」とか「サークル会場」のような顔も持っていたのではないかな、という気もしてきたのですが、いかがなもんでしょうか。


 最後に。
 方丈(僧侶が居住・生活するための建屋)の庭園を撮影する許可を得ましたので、その光景をお届けします。












 それでは今回はここまで。
 また次回。





*浄福寺の周辺地図は、こちらをご覧ください。



*浄福寺のHP
http://www015.upp.so-net.ne.jp/johukuji/index.html



*浄福寺のブログ
http://ameblo.jp/johukuji/




*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




*この記事はこちらからの転載です。




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