「悪質荒らしは無視が一番」とかよく言われます。
しかしながら、実際にはこれが意外と難しかったりするのです。
ネット工作員や熟練した悪質行為の常習者などは、無視されることも想定した上で「ヲチ・攻撃対象が無視しにくい状況」を巧みにつくりあげていきます。 そのため、無視しようとは思ってみても、つい相手をして、向こうのペースにはまって、泥沼に引き込まれた(あるいは引き込まれそうになった)という場合もあるのです。
前々回と
前回とに続いて今回も、あなたに無視をやめさせ、巧妙に泥沼に引きずり込もうとする悪質行為者の手口と、それに対抗するために必要な手段や方法・心構えについて話したいと思います。
今回を含めた3階に渡って、それらの手口のうち「心理作戦」というものについての話をします。
悪質行為を行う者たちは、ヲチ・攻撃対象に無視をやめさせるため、あの手この手で相手の心を揺さぶってきます。 釣り、挑発、ハッタリ、恫喝、あるいは味方や親切な第3者を装って近づくなど。
時には、自分自身ではなくお仲間にやらせて、相手を自分たちの土俵に巻き込もうとします。
さらには、まるで探偵か諜報機関のごとく、ヲチ・攻撃対象のことを徹底的に調査・研究することもあります。
相手の性格。趣味や好み。文章の個癖。対象がよく訪れるサイト。相手が他サイトのコメント欄で行った発言まで細かくチェックするような念の入れようです。
そこまでして、相手の性格や弱点などを分析して、相手を揺さぶり、無視をやめさせ、ダメージを与えようとしてくる。
こんな高度で手の込んだことをしてまで、ヲチ・攻撃を行うというネット工作員や悪質行為常習者の手口のことを、「心理作戦」と私は読んでいます。
今回と次回、及び次々回にわたって、この心理作戦についての話をしたいと思います。

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本来ならば、今回でこのシリーズを終わる予定だったのですが、いざ書き始めると3回分の長さになってしましました(汗)。
これも私の計画性の無さゆえなのですが……。
そろそろ他の話題に移りたいという気持ちもあります。
が、せっかくここまで来た本シリーズを、中途半端なまま中断するのもイヤだという気もします。
というわけで、
前々回と、
前回の続きです。
「荒らしなどの悪質行為には無視が一番」とは言いますが、それが意外と難しいのです。
何故なら、悪質行為を行う者たちも、あの手この手を使って、ヲチ・攻撃対象が無視しにくい状況をたくみに作り出すからです。
その手口は、大きく分けて次の3つです。
(1)物量作戦
(2)人質作戦
(3)心理作戦 他にもいろいろな手口、さらに複雑で巧妙な手口もあるようですが(少なくとも私の知り限りでは)、そのほとんどが上記の3つに大別できます。
今回より、(3)の心理作戦について論じます。
手口その3:心理作戦・前編 荒らし対策を考える時、または荒らしの現場などを見た時、よく思い出す話があります。
以前、水木しげる先生
(注1)の本で読んだことのある、デュルガーという妖怪の話です。
デュルガーとは、イギリスのある地方に現れるという小人の姿をした妖怪です。
いつも人間に対して悪意を抱き、隙あらば生命を奪おうとする、非常に邪悪で危険な妖怪です。
そのデュルガーが旅人を罠にかけて生命を奪おうとした話が残っています。
昔、ある旅人が夜道に迷いました。
困り果てていたところに、一軒の小屋が見つかり、旅人はそこへ一夜の宿を求めて入っていきました。
その小屋の中にデュルガーが入ってきました。
デュルガーは、旅人に火の弱くなった暖炉に薪をくべるように指示しました。
しかし旅人は、デュルガーが邪悪な妖怪であることを知っていたので、警戒して無視しました。
デュルガーは、一本の薪をへし折り、「おまえさんにはできないじゃろう」と言って旅人を挑発しました。
しかし旅人はそれでも、黙って無視し続けました。
デュルガーはなおも、旅人に対して挑発や罵倒を行いましたが、旅人はひたすら無視を続けました。
そのうちに、夜明けを告げる雄鶏の鳴き声が聞こえてきました。
すると小屋も、デュルガーの姿も消えてしまいました。
小屋はデュルガーが作り出した幻だったのです。
そして旅人がいた場所は……断崖絶壁の間際だったのです。
もし、デュルガーの挑発にのって身を動かしていたのなら、旅人の生命はなかったでしょう……。
お気づきの方もいるとは思いますが、この話……荒らしの手口とか、荒らし被害とかの話に似ているとか思いませんか?(笑)
昔話に出てくる悪魔や妖怪などのように、悪意をもってあなたに近づいてくる者たちは、無視しようとしても、それをやめさせようと、あらゆる手を使って心を揺さぶってきます。
最後まで無視を続ければ、助かります。しかし、挑発に耐え切れず少しでも話したり、相手にしたりすると……破滅や不幸な結果が待っています。
荒らしなどネット上の悪質行為者たちの場合でも同じです。
相手の心理を読み、その隙を突こうとするネット工作員や悪質行為者たちの手口のことを私は、「心理作戦」と呼んでいます。
「心理作戦」には、実に様々なバリエーションが見られます。
今回は、それらの「心理作戦」のうち、以下3つのケースを具体例付きで紹介します。
*比較的わかりやすい(笑)ケース
*「釣り」が行われるケース
*一見すると荒らしには見えないケース
*比較的わかりやすい(笑)ケース まずは、そうした挑発行為の中でもスタンダードな例をあげてみます。
『適当なこと160』(「気ままにつれづれ」2006年10月16日記事)のコメント欄から。
俺のところへも遊びに来て、オカシナ能書き垂れてみろ。
徹底的に、遊んでやるよ。
ちなみに、俺のところは、コメントもTBもフリーだぜ。お前みたいに、腰抜けじゃないからな(笑)。
で、このコメントを晒す勇気はあるか?
ないよな、腰抜けが能書きを垂れ流しているだけだもんな(爆笑)。
Posted by おしょう at 2006年10月16日 23:33
もうひとつ。
『中畑と反日ブログ監視所の卑劣さについて』(「○○につける薬を探して。。」2007年10月26日記事)のコメント欄から。
言葉遣いは、一見穏やかですが……。
majono_takuhaibin2003さん、お久しぶりです。
Jinne Louさんが『文句があるなら堂々と言いにくればいいのに。「本当に頭の悪い人たちですね」とか、仲間内でコソコソ陰口を叩いているのは本当にカッコ悪いですね。』とおっしゃってる記事にコメント書いてらっしゃるのに・・・。
私も今、初めてこの記事の存在を知りましたけど、majono_takuhaibin2003さん、本当に返事が欲しいなら、普通、知らせたりしませんか?
まぁ、私は、内緒コメントとか、ファン限定記事とかで文句言う以外のことを、「仲間内でコソコソ」とは思わないので構いませんけどね。
だけど、「見てみぬふり」とかじゃなく、本当に、見てないと思いますよ。他の人たちも。。。
で、中畑さんの議論が、みなさんのおっしゃる通り、稚拙なものであるなら、いわれひこさんがちょっと議論に応じてあげて、論破すればこういう不毛な争いは終了するんじゃないかと思うんですけど。。。
2007/11/10(土) 午前 1:59 [ さらら ]
いずれのケースも、弊サイトでも何度もとりあげている悪質サイト
『反日ブログ監視所』のメンバーの対して批判的な記事を書いたために、そのお仲間・同調者と思われる人物がコメントしてきた例です。
いずれの場合も、
「無視をやめさせよう」とか「コメント・TBの管理をやめさせよう」などという意図がミエミエです。 このコメントをした人物がいうように、「(悪質行為の常習者に)ちょっと議論に応じてあげて、論破すればこういう不毛な争いは終了する」などということは、十中八九ありません。これまでいくつもの荒らしや炎上の現場を見てきた私の経験からしても、断言できます。
くどいようですが、何度も言います。悪質行為者たちの挑発や恫喝などにのせられ、相手をしてはいけません。 「どうせ、稚拙な論理だから論破も簡単だろう」とか甘く見ていてもいけません。
屁理屈や論理のすり替え。開き直り。印象操作や情報操作。他人の発言を自分たちに都合のいいように無茶苦茶な解釈をする。相手や第3者にも知らないこと(あるいは、確かめようがないこと)があるのをいいことに、平気で嘘やごまかしをする。自分の非は完全に棚に上げておきながら、相手の非や間違いなどは些細なものでも攻め立てる。などなど……。
下手にメンツにこだわり、あるいはカッとなったりして……あるいは「こんな奴らなら簡単に論破できるだろう」とか甘く見たりして、彼らの言葉に応じてはいけません。
一度、「議論」とかいう名目で、相手の土俵に引きずりこまれてしまえば、ひたすら泥沼にはまって消耗させられていくだけです。
くどいようですが、何度でも言わせてもらいます。
*「釣り」が行われるケース わざと突っ込まれやすいような言動をして、相手を引っ掛けるという。
「釣り」などとも言われる手口です。
やられた方はつい、「よし、ちょっといじってやるか」とか、「こんな奴なら簡単にやっつけられる」とか、「今までやられてきたのだから、ここで一矢報いてやろう」などと思って、反応してします。
しかしそれすらも、相手の罠だったりするのです。
そういった例を、最近目にしました。
しかも、やったのはなんと、あの中畑(=redpurge200l)なる人物です!
前回、「人質作戦」の例としてとりあげた、ゴルバさんのケースです。
ゴルバさんは、「3300件の嫌がらせコメントを送られる」という無茶苦茶な悪質行為を中畑(=redpurge200l)なる人物から受けたため、
休業宣言することになりました。
現在でも、少しずつですが記事を書かれているようです。
しかし中畑は、そこにもアホな嫌がらせを続けているようです。
ただ、中畑の嫌がらせの手口が、以前とは違ってきました。
というのは最近、Yahooブログが、コメント欄に無茶苦茶な連投ができないようになったためです。
Yahooブログ管理者様も、悪質行為への排除に向けて、少しずつですが動いてくださったようです。
それで中畑も、「一度に何百、何千ものコメントを送りつける」などという無茶ができなくなったのです。
それは何よりなのですが、
なんと今度は、中畑はおかしな……犯罪さえも匂わせるコメントを送りつけるなどという、わけのわからない嫌がらせを始めました。 例えば、
2007年11月9日の『アホを叩く』という記事のコメント欄に投稿されたもの。
今日は、イカレの中畑です。
また懺悔しに参りました。私には困った事に幼児強姦趣味の傾向が有ります。リアルの世界では気の弱い私は、小学校低学年の女の子を対象として妄想に更けます。
以前、田舎町の夕暮れ時、一人で歩いてきた女の子に後ろからいきなり抱きつきました。ただ抱いているだけなのだから、大人しくしていれば良いものを、突然騒ぎ出したので、吃驚して逃げ出しました。そこで今回は、騒ぎ出したら驚かせてやろうと思い、サバイバルナイフを持って出かけました。新興住宅地の街灯もまばらな夕暮れでした。
2007/11/9(金) 午後 0:11 [ redpage200l ]
記事本文の内容も(いくらどうしょうもない悪質行為の常習者が相手とはいえ)、正直「ちょっとどうかなあ」と思ったのですが、それに対する中畑のコメントは、それ以上に非常識なものでした。
「これ、まぢですか!?」と、私も驚いたものですが……。
また、
2007年11月8日の記事のコメント欄には、次のようなおかしなコメントも。
今日は、オカマの中畑です
私がゴルバさんに「オカマ野朗」と言われて過剰反応したのは、私はいまオカマクラブで働いているからです。私の肉体的欠陥も此処では有利になっても不利にはなりませんし、元々その気が有ったのか、今までの人生で一番充実しているような気がしています。それからお店の連中でも他のオカマバーで働く人の中にも、オカマってどちらかと言えば右翼に憧れている人が多いのよね、だからアタシもレッドパージなどと言う笑止千万なアナクロなネームで悪戯をしていたの。
2007/11/8(木) 午後 2:24 [ redpage200l ]
「なんじゃこりゃあ?」と思いました。
一体、いかなる意図でこのようなコメントを残したのか……理解に苦しみました。
釣りか?
ただの愉快犯か?
あるいは、得意の「一日数千件コメント」という手も封じられ、ヤケクソになったのか?
それとも何か他に意図があるのか?
意図はわかりかねました。
ただ……11月9日のコメントにあるように、「小学生の女の子にわいせつ行為を働こうとした」のならば犯罪です。
警察へ通報すべきか?
もし逮捕されれば、あのような悪質行為の常習者はネット社会からも消え、ネット社会も今より少しは平和になるだろう。
正直なところ、私はそのようにも考えました。
しかし……。
一方で、「ちょっと待てよ」とも思いました。
今までにも中畑は、多くの悪質行為(犯罪にあたる可能性もある行為も!)を重ねてきたが、今日まで警察のお世話にならずに来ています。
つまり、「どこまでなら警察沙汰にならずに済むか?」とか、「法律に触れるギリギリで、いかに悪質行為を行うか?」とかを、心得てやっているのかもしれない。おそらくは、長年ネットでの悪質行為を続けてきた経験から身につけた知恵だと思われますが……。
また、今まで中畑の言動を見てきて、彼が意外と計算高いということもわかっています。
嫌がらせを受けた人がサイトにアクセス解析を入れたり、荒らし対策の充実したISPなどにサイトを移転したりすると、プロクシを刺してきたり、あるいは嫌がらせをやめたりする。そのような計算高さと、「自分のやっていることはやばいことだ」という自覚はあるようです。
ものすごく卑劣で非常識なのには違いないが、実は意外と知能犯で、自分が責任逃れをするための悪知恵だけは身につけているのかもしれない。
そんな奴が、簡単に警察に捕まるようなまねをするだろうか? そんな疑問を私は抱いたので、とりあえず何もせずに様子を見ることにしました。
そして、
2007年11月10日記事。
ゴルバさんも大したもので、中畑の言動に踊らされることなく、冷静に分析・対応しておられました。
以下、そこから一部引用。
200リットル=中畑君、話は受け賜った。だけど今日、明日、明後日、の3日は時間を置く。その間に君の気が変わったら君の「内緒コメント」を俺のブログから削除してくれ。俺は何も聞かなかった事としよう、其のほうが気が楽だ。君は俺に君の犯罪を捜査本部に通報しろと言うが、確かにヤフーIDとパスワードを警察に知らせさえすれば後は警察の判断で事件性の有無とか、君の話の信憑性とかを判断して勝手に警察は動くだろうけど、君の話が本当のことか創作なのかの判断が俺には付かない。参考人として警察に君が呼ばれた時「ゴルバは本当にバカだなァ、この話はブログと言う閉じられた空間で僕が描いた虚構ですよ、事実とは関係のない創作です」そう言はれれば俺は富んだ3枚目を演じるばかりか、「この忙しい時に何を世迷いごとを言って警察を煩わせるのだ!」と大目玉を喰らってしまう。
どうやら先の「女子小学生強姦未遂」の話だけではなく、他にもゴルバさんに「犯罪告白」をしたようですが。
しかし、
それらは皆、一種の「釣り」であったようです。どうもその可能性が高いようです。 もしそうなら、3枚目を演じたり、警察から大目玉を食らうのは、私だったかもしれませんね(苦笑)。
結論。
やはり、
いかなるものであれ、悪質行為者の発言は、無視した方がいい。
かまったり、まともに相手するのは危険が伴うということでしょう。
*一見すると荒らしには見えないケース 先に例示した上記2つのコメントは、相手の自尊心とか面子等をくすぐり、サイト防衛に必要な措置(無視やコメント・TBの管理など)をやめさせようとしている例ですが、まだ比較的単純……というか、スタンダードなものでしょう。
ですが
中には、より巧妙に相手に近づいてくる例もあります。
管理人が無視・排除しにくいような文面で。
そして、第3者から見て「荒らし」などとはわかりにくい演出をしながらコメントしてくるのです。 次に、そうした例を紹介します。
弊サイトが、まだ
旧館だった頃に寄せられたコメントです。
http://moon.ap.teacup.com/komichi/111.html#comment3788より
投稿者:深沢明人2006/10/19 0:11はじめまして。あなたがトラックバックを送った「ブロガー新党」の「緊急声明」の記事に、批判的なコメントを寄せていた(荒らしていた??)者です。ぜひご意見を伺いたいのですが、長文になりますので自分のブログに記事を書きました。トラックバックもしております。ご一読の上、何らかのご回答がいただければ幸いです。
http://blog.goo.ne.jp/GB3616125/
その時に深沢明人という人物がTBされてきたのが、以下の記事でした。
私がやったことは「荒らし」なのか
http://blog.goo.ne.jp/GB3616125/e/d93f40caad810ef9309a864ac2354e26 言葉遣いも丁寧で、一見すると紳士的です。
このコメントと記事だけを見れば、普通に意見を寄せてきているようにも見えるかもしれません。
このコメントとTB記事だけを読めば、この深沢と言う人物が、
「自分は普通に批判的意見を寄せただけなのに、何故削除されていなければならないのか?」
とか、
「意見を寄せたサイトの管理人は、“正々堂々と主張を戦わす”と宣言していたのに、我々のコメントを削除するのは矛盾しているのではないか?」
とか、
「あなたは我々の言動を“荒らし”と見たかもしれないが、どのように考えておられるのか?」
とか、普通に疑問や異論・反論を述べているようにも見えるかもしれません。
特に、それまでの詳しい事情や経緯等をよく知らない第三者が読めば。
しかしながら、この深沢という人物が「正々堂々と議論と戦わすと言ってたにも関わらず、我々の意見を削除・排除した」と批判・攻撃している堀端勤氏や、(堀端氏とも親交があり同じく荒らし被害に遭っていた)かむやまといわれひこ氏の言い分と……そして私が見たところによれば、実状はちょっと……いや、かなり異なってきます。
当時既に、
『反日ブログ監視所』は、お仲間や同調者たちと組んで、何人ものブロガーに対して、直接・間接に悪質な攻撃を仕掛け、その言論活動を妨害してきました。
(1)最初から悪意・敵意をもって相手に近づく。
↓
(2)相手がそれを察して、嫌がって、彼らとの係わり合いをさけようとする。
↓
(3)すると今度は、それをネタにして、お仲間や同調者などとともに、執拗なバッシングを始める。「卑劣漢」だとか、「ルーツは痴漢」だとか、「日本男児を語る資格なし」などという酷い中傷の言葉が伴うこともしばしば。
これは当時、(後にISPよりサイト凍結処分を受けて現在のサイトに移転した)『反日ブログ監視所』(旧館)と、そのお仲間連中が使っていた手口のひとつだったのです。
堀端勤氏やいわれひこ氏らがかの悪質サイトにやられた時も、まさにそういった手口によるものでした。
これに対して当時私は、ある読者さんからのご提案をうけて、『反日ブログ監視所』の被害に遭った人たちに、
応援・激励と連帯を呼びかける記事をTBするという運動をしておりました。
堀端氏にもTBを送ったのですが、それに対して深沢明人なる人物が私に送ってきたのが、このコメントとTB記事だったのです。
以上が、それまでの事情や経緯を簡単に述べたものです。
ちなみに、深沢が
TB記事内で擁護しようとしていた「中畑」「miracle」「さっちゃん」なる人物はいずれも、『反日ブログ監視所』が「議論」などと称してやっていた、他ブロガーへの悪質な言論妨害に直接・間接に加担していた者たちです。
特に「中畑」という人物が、いかに酷い悪質行為を重ねてきたかは、弊サイト読者の皆さんの中にもご存知の方が多いかもしれません
(注2)。
そして深沢明人と名乗る人物も、『反日ブログ監視所』の悪質行為に直接・間接に加担していたお仲間の一人でした。自身のブログにも、荒らしの肯定につながるような文章や、コメント・TBの管理などサイト管理人が荒らしなどから防衛するのを否定するかのような発言を書いています。
「一見すると荒らしには見えない文章を書くことが多い」というのも、彼の特徴のひとつでした。これが、私などの彼に目を付けられた者にとっては非常に厄介なことでした。 荒らしなどネットの悪質行為の問題に深く関わったり、それについて多くの観察を重ねてきた人。前後の事情や経緯などを詳しく知っている人など。そういった「わかる」人たちには、一見どんなに丁寧に見える態度を装っても、どんなに巧妙に猫をかぶっていても、すぐに見抜けるでしょう。
しかし、事情をよく知らない人たちの中には、彼の言うことに耳を傾けてしまう人もいるかもしれません。
今だからこそ、言えることですが……。
これは目を付けられた管理人にとって、二重の意味でプレッシャーになりました。
まずは、直接のプレッシャー。
例えば、「氏ね」とか、「こんな糞サイト潰してやる」とか、わかりやすい荒らしならば、削除・排除するのも簡単です。
しかし、一見して礼儀正しいものは、かえって排除しにくくなります。
特に、管理人が真面目だったり、荒らしなどの悪質行為に慣れていない場合などは、対応に苦慮するかもしれません。
それに加えて、間接のプレッシャーというのもあります。
それは、
「ロム状態にいる他の読者など、第三者の目」というのも気になってしまうからです。 もし、一見荒らしには見えない、少なくとも表面上は礼儀正しく振舞っているコメントを、いきなり削除すれば、きっと奴らは騒ぎ出す。
「私は荒らしのつもりでコメントしたわけではないのに、管理人は削除した。管理人は自分に都合の悪い発言は、一方的に削除している。これこそ言論封殺で、暴力である」
まさに、深沢の発言もそうです。
それ以上に、気になったことがあります。
曲がりなりにも、ある程度以上サイトの運営・管理をしていますと、直接コメントやTBを寄せてくださる読者さんたちの他に、「直接ものは言わないけど、こちらの言動を見ている第三者」の目も気になる場合もあるのです。
「連中には何を言われてもかまわない。どうせ悪くしか言わないような連中だから。
しかし、それを見た他の読者さんたちはどう思うだろうか?
もしかしたら、奴らの演出に騙されて、私への信用を失ってしまうことにはならないだろうか?」
今から思えば、馬鹿馬鹿しい話かもしれませんが、当時はそんなことを本気で気にしていました。今ならば、「まあ、それで私を非難する人はすればいいさ」と割り切ることができますし、また私を悪く言う連中の影響力もそれほど大したことはないとわかりました
(注3)ので、ほとんど気にならなくなりましたが。
少し迷い、悩んだ結果、私はそのまま無視することにしました。もちろん彼らは、私の無視に対していろいろと何か言ってたようですが、こちらにそれほどダメージはありませんでした。
でも当時は私も、今ほど荒らしや中傷などには慣れていませんし、彼らの存在も今より大きく見えていたのです。
おそらく、かつての私みたいに、彼らの中傷や第三者の目が必要以上に気になってしまうようなサイト管理人さんは、まだまだたくさんおられることでしょう。
ですから、彼らのように「一見荒らしに見えない演出をする」という手口は、まだまだ有効なのかもしれません。
そういえば最近、弊サイトに「反日ブログ監視所の関係者で、明確な荒らし行為をしていたのは、redpurge200lさんだけでした」というコメントをしてきた人がいました。
私のように彼らの言動を以前から見てきた人や、被害に遭った人たちからすれば「はぁ? 何を言ってんだ!? アンタは何も知らないのか?」ってな感じですが。
しかし今から思えば、それもある意味無理もないことかもしれません。
何故なら彼らの言動には、深沢のように、一見すると荒らしなどには見えないケースもしばしば見られるのですから。
弊サイトでは、中畑(=redpurge200l)と名乗る悪質行為の常習者について何度か取り上げてきました。
しかし、中畑(=redpurge200l)の場合はまだ、「荒らし」とわかりやすいケースです。
本当に怖いのは、深沢などのように、わかりにくいケースなのかもしれません。
もしかしたら、今後ネット上の悪質行為は、ますます巧妙化していくのではないか。
一見すると「荒らし」とわかりにくいケースもますます増えていくのではないか。
……そんな気がしています。

さて、長くなったので、今回はここまでにします。
次回も、悪質行為者たちの「心理作戦」について、具体的事例も交えて話をします。
次回は、さらに巧妙で手が込んでいて、そして……ネット工作員など、悪質行為の常習者たちが、「いかに恐るべき情報収集力や分析力などを持ち、それらを駆使してヲチ・攻撃対象を追い詰めようとしていくのか」というのがわかるようなケースを紹介します。
恐ろしい話ですが……。

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(注1): 現在テレビ放映でもされている人気漫画アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の原作者で妖怪研究家としても知られているあの人です。
(注2): 中畑(=redpurge200l)と名乗る人物が、ネット上でいかにひどい悪質行為を重ねてきたかは、以下の過去記事に書いてあります。
最悪級の悪質行為者の実例:「中畑」「redpurge2001」編
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-95.html最悪級の悪質行為者の実例(2):続・「中畑」「redpurge2001」編
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-96.html最悪級の悪質行為者の実例(3):「redpurge200l」と『反日ブログ監視所』の不愉快な仲間たち編・その1
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-108.html最悪級の悪質行為者の実例(4):「redpurge200l」と『反日ブログ監視所』の不愉快な仲間たち編・その2
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-109.html(注3): 中傷者たちのネットにおける影響力が大したことがないという事実については、
前々回のエントリーと、以下のエントリーをご覧ください。
やっぱり『反日ブログ監視所』は「張り子の虎」だった! @ 『嗚呼、負け犬の遠吠え日記』のようなショボいサイトにすら負けていたとは(笑)
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-75.html 前々回のエントリーの時に測ったら、最高でも9000ほどでした。
それを大きいと見るか、小さいと見るか意見は分かれるかもしれませんが、最高でもこれくらいならば、悪く言われても、無視してもそれほど影響はないと思われます。

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