先月、香川県坂出市にて、祖母と幼い孫の姉妹が殺害された上、遺体を遺棄されるという痛ましい事件が発生しました。
しかしその事件の背景には、「構造改革」や「新自由主義」などの名目で進められてきた「地方切り捨て」と、それによる地方の疲弊と荒廃があったようです。
地方の疲弊と貧困、荒廃がこのような凶悪犯罪を生み出しているのではないか?
私にはそんな気がしてきました。

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このところ、「ネットの言論問題」や「荒らし対策」の記事ばかり書いてました。
その中には、特定の人物や団体を名指しでこきおろすものも多く、なんか殺伐とした雰囲気になってしまっているのではないか、と我ながら不安になってしまうこともありました。
その一方で(一時的にとはいえ)、FC2ブログランキング政治部門で、なんと10位にまで上がっておりました!
この結果に、私自身も驚いております。
こういうことが時々あるのです。「荒らし対策」や、「ネットの言論問題」、あるいは某悪質サイト(及びその関係者)関連の記事を書くと、ランキングの順位も得票数も増えるということが。
おそらくは、荒らしなどの被害に困っておられる方や、ネットの言論問題に関心を持っておられる方や、(某悪質サイトの連中など)ネット工作員や悪質行為常習者などの悪行を苦々しく思っておられる方などが、多いためではないか。
突然のランキング上昇を、私はそのように考えております。
このようなサイト記事でも、あてにしておられる人もおられるようで、それだけでも書き続けてきてよかったな、と思います。
ただ今回から何回かは、「荒らし」「ネットの言論問題」をちょっと離れてみたいと思います。
特に、ためてきた課題が、私にはたくさんあるような(汗)。
そのうちのひとつが、地方の問題です。
さて、ここからが今回の本題です。
地方の問題を考えるにあたって、ひとつ気になる事件が最近起こりました。
ご存知の方もおられるでしょうが、香川県坂出市で起こった祖母・孫殺し事件です。
この事件の背景には、日本の典型的な過疎の貧困が……特に、小泉改革以降に加速された「一億総負け組化」
(注1)と「地方切捨て」路線があったようなのです。