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嗚呼、負け犬の遠吠え日記
ある時は、しがない安月給サラリーマン。ある時は、怪しい政経オタク。そんなkomichi(子路)の言いたい放題を綴ったブログです。荒らしなど、ネットの悪質行為の問題にも取り組んでいます。

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粘着荒らしなどネット上の悪質行為から身を守るための十か条
 今回は、またもや当初の予定を変更してしまいますが、できるだけ簡単に粘着荒らしなどの悪質行為やそれを行う者たちから身を守るための方法や心掛け等を、以下の十か条にまとめておきました。


(1)まともに相手にしてはいけない!
(2)拒絶・排除をためらってはいけない!
(3)必要な防衛手段を整えろ!
(4)ビビるな! 敵を恐れてはいけない
(5)あまり敵をナメたり、侮ってもいけない
(6)個人情報の取り扱いをも含むセキュリティにも注意せよ!
(7)基本はひたすら無視! 不用意に敵の挑発に乗るな!
(8)敵の味方をする「中立者」「第3者」にも注意せよ!
(9)自分ひとりだけの問題だと思うな!
(10)中途半端な維持や面子、プライド等は捨てよ!



 年末年始の時期は犯罪が多発する傾向にあるそうです。
 そしておそらくは、ネット上の犯罪や悪質行為も活発化するかもしれない。
 そんな懸念もしてきましたので……。


(小路)


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2ちゃんねる から子供たちを守ろう!



 政権交代が実現したのというのに、俗に「ネトウヨ」とも呼ばれるエセ右翼・エセ愛国者たちが、今もあっちこっちで動き回っているようです。
 今年8月の記事で、政権交代によって、このような輩は大打撃を受けるだろう、少なくともその活動は大幅に減退するのではないか、と考えていましたが
 いや。
 「右」「左」「中道」「ノンポリ」という立場の違いに関わらず、粘着荒らしや誹謗中傷などネット上における悪質な活動を行っている者たちが、相変わらずゴロゴロ居るようです。
 また年末年始の時期は、リアルでもネットでも、犯罪や迷惑行為等が多発しやすい時期でもあります。

 自分で言うのもアレですが、私には数年間もの間、ネット上の悪質な誹謗中傷や言論妨害活動を行ってきた人たち(私は「ネット屑」とか「ネット工作員」などと呼んでいますが)と対峙し続けてきたことがあります。(例えばこういう奴とか、このような連中とか)。
 というか、現在でもそういった人たちのヲチを受け続けているようですが。
 その時の経験や考察を元にして、私はそういった悪質行為から防衛するための方法をいくつも考え、記事にしました。それが弊サイトの「荒らし対策考」のカテゴリーに属する記事です。
 粘着荒らしなどの悪質行為にお悩みのネットユーザーの皆様には、少しでもお役に立ててくだされば幸いです。
 ただ、ここでいきなりカテゴリーの記事を全て読めというのは無理があるでしょう。
 弊サイトの昔からの読者さんならともかく、初めての方や、最近読み始められた方などには、ちょっと苦しいかもしれません。
 
 そこで今回は、またもや当初の予定を変更してしまいますが、できるだけ簡単に粘着荒らしなどの悪質行為やそれを行う者たちから身を守るための方法や心掛け等を、以下の十か条にまとめておきました。


(1)まともに相手にしてはいけない!
(2)拒絶・排除をためらってはいけない!
(3)必要な防衛手段を整えろ!
(4)ビビるな! 敵を恐れてはいけない
(5)あまり敵をナメたり、侮ってもいけない
(6)個人情報の取り扱いをも含むセキュリティにも注意せよ!
(7)基本はひたすら無視! 不用意に敵の挑発に乗るな!
(8)「中立者」「第3者」にも注意せよ!
(9)自分ひとりだけの問題だと思うな!
(10)中途半端な維持や面子、プライド等は捨てよ!



 以下、そのひとつひとつについて、簡単に説明したいと思います。
続きを読む…
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テーマ:トラブル - ジャンル:コンピュータ

スパムや悪質コメントはガンガンさらしましょう(笑)!
 最近、弊サイトにだけでなく、あっちこっちのブログでスパムや悪質コメントが増えてきているようです。

 何故でしょうか?
 衆院選挙も近いことですし、自公政権の手先であるネット工作員の攻撃でしょうか?

 いずれにせよ、そういうスパムに対しては、「無視・削除・排除しかない」というのは、以前から弊サイトでも主張してきたとおりですが、それに加えて「IP・リモホごと晒してやる」というのもどうか、と思います。


(komichi)


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 先月の記事で、弊サイトに来ていたあやしげなアダルトスパムを徹底的に晒してやったにも関わらず、またもやここにアダルトスパムをよこしてきたアホ(それとも勇者か?)がおりましたので、まずはここでIP・リモホごと晒しておきます(注:管理人判断でURLの一部や放送禁止用語は伏せ字にしました)。


d112.hosakafl37.vectant.ne.jp

投稿日:09/07/31

投稿者名:マンゴ

件名:駄目だこいつ・・・、早く何とかしないと!

ミカが「最近覚えたテク試したい」と言ってきたので喜んで俺のティポをレンタルしてあげたよぉwwwww
ミカったら口ん中にローター仕込んでバキューム&ローリングプラしてきやがってw
遅漏の俺でも大体3分でイかされてしまったしwwwwwwww
お前はAV嬢かっつーの!!!wwwwwwwwww

http://sekurosu.p***obem.com/GB***P5/



 引用、というか晒しはここまで。
 「駄目で、何とかしないといかんのは、おまえだ」とか突っ込みを入れたくなりますが。

 それにしても、このようなスパム(攻撃?)が来るのは、弊サイトではないようです。
 例えば、次の外部記事のように。


*誰でしょう?迷惑コメント&トラックバック(『わんばらんす』2009年7月31日記事)


 『わんばらんす』さんは、以前にも執拗な粘着コメントに悩まされたことがありました。
 その時、及ばずながら私も、激励とアドバイスのつもりで、コメントとTBを送りました。
 それがどれだけお役に立ったかはわかりませんが、その後『わんばらんす』さんは粘着や悪質コメントを相手にしないことを表明されました。
 だから、なのでしょうか?
 今度は、アダルトなどの迷惑コメントやTBがいくつも来るようになったようです。
 粘着や揚げ足取り、コメントスクラム(ネットの集団吊るし上げ)等も通用しないと見ると、さらにアホで卑劣な方法で攻撃や言論妨害をしようというのでしょうか?
 
 いずれにせよ、このようなアホなスパム(攻撃?)に晒されているのは、『わんばらんす』さんや弊サイトだけではないようです。
 
 そこで弊サイトでは、「スパムや悪質・粘着攻撃には、無視・削除・排除しかない」と、改めて申し上げたいです。
 これは、以前からの主張でもあります。
 その詳細については、弊サイトの「荒らし対策考」のカテゴリーに属する記事を読んでいただければいいのですが、今回はそれに加えて、

「IP・リモホごと晒してやる」

という方法も勧めたいと思います。
たかが「荒らし」と思って決して侮るなかれ。必要以上に恐れることもないが(5)
 前回までに、いわゆる「ネット右翼」(私は「ネット屑」「ネット工作員」「悪質行為者」と呼んでいますが)など悪質な連中の恐ろしさや、注意すべき点についての話をしてきました。

 「彼らを恐れる必要はない。しかし、決して彼らを軽く見すぎてもいけない」

 特に、前回では、法規の網の目さえ巧みにくぐり抜けながら、あるいは「法に触れるか、触れないか」かのギリギリのところで、悪事をはたらく奴らのケースをとりあげました。
 悪質な奴らや犯罪者に対しては、ISPや警察など公的機関への通報、場合によっては訴訟などの対策もありますが、法規の目さえすり抜けるようや悪質行為者に対しては、そういった法規を使ったやり方でやっつけたり、悪質行為をやめさせるのは困難です。

 そういった悪質行為者に対しては、どのように対処すればいいのか?
 本シリーズの最後に、この疑問に対する私なりの提案をいくつかしていきたいと思います。

 少なくとも、これを読んだ読者の皆さんには、彼らを甘く見て隙をつかれることのないように。ネットで発言する権利と機会を失うことのないように、していただきたいものです。

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 本シリーズも予定より長くなってしまい、ここまで続いてしまいました。
 が、今回のあと一回だけ続けます。

 前回では、法規の網の目さえ巧みにくぐり抜けながら、あるいは「法に触れるか、触れないか」かのギリギリのところで、悪事をはたらく奴らのケースをとりあげました。
 悪質な奴らや犯罪者に対しては、ISPや警察など公的機関への通報、場合によっては訴訟などの対策もありますが、法規の目さえすり抜けるようや悪質行為者に対しては、そういった法規を使ったやり方でやっつけたり、悪質行為をやめさせるのは困難です。

 そういった悪質行為者に対しては、どのように対処すればいいのか?
 なかなか難しい問題ではありますが、それでも本シリーズの最後に、私からいくつか提案をさせていただきたいと思います。
たかが「荒らし」と思って決して侮るなかれ。必要以上に恐れることもないが(4)
 第1回第2回、そして第3回に続いて、いわゆる「ネット右翼」(私は「ネット屑」「ネット工作員」「悪質行為者」と呼んでいますが)など悪質な連中の恐ろしさや、注意すべき点についての話をします。

 「彼らを恐れる必要はない。しかし、決して彼らを軽く見すぎてもいけない」

 彼ら「ネット工作員」や「悪質行為の常習者」は、他人を貶める、あるいは他人の足を引っ張り、陥れるなどの悪事に関しては「エキスパート」である。

 特に、長年ネットで多くの悪質行為を重ね、多くの人を貶め、陥れ、そしていくつものサイトを閉鎖や炎上、更新停止などに追い込んできた経験やその蓄積はだてではありません。
 そこを軽く見て、彼らのことを良く知らない、あるいは彼らの攻撃に慣れていない一般ユーザーが、勇気や正義感だけで彼らに立ち向かっていったとしても、逆にやられてしまうだけです。

 彼らに対処・対抗するためには、彼らの性質などをよく知り、そして適切な対処法をとらなければなりません。
 今回も、彼ら「ネット工作員」「悪質行為の常習者」のどこが恐ろしいのか、どういったことに注意すべきかなのか、を論じます。

 少なくとも、これを読んだ読者の皆さんには、彼らを甘く見て隙をつかれることのないように。ネットで発言する権利と機会を失うことのないように、していただきたいものです。

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 前回、一回空いてしまいましたが、本シリーズ第1回第2回、そして第3回の続きです。


 本シリーズも予定より長くなってしまい、ここまで続いてしまいました。
 が、今回と次回のあと一回だけ、いわゆる「ネット右翼」(注:こういう言い方は、真面目な「右派」「保守派」「民族派」の方々に失礼だと思いますので、以降はなるべく「ネット屑」「ネット工作員」「悪質行為者」などと呼ぶことにします)の恐ろしさや、注意すべき点などについての話をしていきたいと思います。

 正直言いますと、もうそろそろ他の話題に移りたいな、という気持ちもあります。
 山口県の補欠選挙など、政治・経済に関する大きな話題も、他にたくさんあることですし。
 とはいえ、ここはやはり、せっかく始めたこのシリーズを最後まで終えてから、次の話題に移りたいと思います。
 これは、私自身の性分でもあるのですが、もうひとつ大きな理由があります。
 それは、「解散総選挙が近い」という噂がささやかれるなど、近いうちに大きな政治的な動きが予想されるからです。それはつまり、現自公政権及びそれを支える市場原理主義勢力の擁護者(にしての尖兵)である「ネット工作員」やその同調者たちの活動も活発になるであろうことも意味します。
 某悪質サイトの登場以来私は、かれこれもう2年ほどネット上で悪質な言論妨害を重ねる者たちと関わりを持ち、彼らの様子を見続けることになりました。その中で気付いたことのひとつが、何か政治的に大きな事件や変化があるたびに、彼らの動きもまた活発化することが、しばしばあるということです。
 例えば、一昨年の小泉首相(当時)の靖国神社参拝や、安倍内閣誕生と前後して、彼らの活動が活発化していったことなどの前例がいくつもあるのです。
 福田自民党内閣にも限界や行き詰まりが見える中で、もしかしたら近いうちにまた、大きな政治的事件や変化が起こることが予想されます。
 その時になればおそらくネットでも、自公政権や市場原理主義を擁護しようと……自公政権に批判的な言論を潰したり、押さえ込もうとして、彼らが必死の活動・工作を展開するかもしれない。
 私はそのように見ています。
 ですから、荒らしなどの言論妨害活動に対処するための記事を書く」ということも、これから予想されるであろう政治的な変化へ、私なりの備えでもあるのです。
 「ネットでの言論を……特に自分と、自分と志を同じくする人たちの権利を守るためのすべを考えていくのも、一種の政治的闘争である」
 このようにも考えているからこそ私は、他に取り上げるべき話題がいくつもあるはずのこの時期に、あえてこういった記事を書き続けることにしたのです。

 もちろん、政治的・思想的立場の違いに関わらず、ネットで発言する権利は、本来全てのユーザーに等しく保障されるべきものです。
 私とは政治的・思想的立場の異なる方々も、本シリーズを読んで、ネットの言論問題について少しでも考えるきっかけとしてくだされば幸いです。

 それでは、大変前置きが長くなってしまいましたが、今回の本題に行きましょう。
 
 引き続き、ネットでの悪質行為者たちの恐ろしさや注意すべき点についての話をしていきます。
たかが「荒らし」と思って決して侮るなかれ。必要以上に恐れることもないが(3)
 第1回第2回に続いて、いわゆる「ネット右翼」(私は「ネット屑」「ネット工作員」「悪質行為者」と呼んでいますが)など悪質な連中の恐ろしさや、注意すべき点についての話をします。

 「彼らを恐れる必要はない。しかし、決して彼らを軽く見すぎてもいけない」

 彼ら「ネット工作員」や「悪質行為の常習者」は、他人を貶める、あるいは他人の足を引っ張り、陥れるなどの悪事に関しては「エキスパート」である。

 特に、長年ネットで多くの悪質行為を重ね、多くの人を貶め、陥れ、そしていくつものサイトを閉鎖や炎上、更新停止などに追い込んできた経験やその蓄積はだてではありません。
 そこを軽く見て、彼らのことを良く知らない、あるいは彼らの攻撃に慣れていない一般ユーザーが、勇気や正義感だけで彼らに立ち向かっていったとしても、逆にやられてしまうだけです。

 彼らに対処・対抗するためには、彼らの性質などをよく知り、そして適切な対処法をとらなければなりません。
 今回も、彼ら「ネット工作員」「悪質行為の常習者」のどこが恐ろしいのか、どういったことに注意すべきかなのか、を論じます。

 少なくとも、これを読んだ読者の皆さんには、彼らを甘く見て隙をつかれることのないように。ネットで発言する権利と機会を失うことのないように、していただきたいものです。

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 前回、一回空いてしまいましたが、本シリーズ第1回第2回の続きです。
 今回も、いわゆる「ネット右翼」(注:こういう言い方は、真面目な「右派」「保守派」「民族派」の方々に失礼だと思いますので、以降はなるべく「ネット屑」「ネット工作員」「悪質行為者」などと呼ぶことにします)の恐ろしさや、注意すべき点などについての話をしていきたいと思います。



その6:卑怯な手でも何でもあり

 長らくネットで悪質な奴らがのさばってきた理由が……そして彼らが「無敵」に見えた理由のひとつがこれです。
 ごく普通の一般ユーザーや、人並みの優しさとか思いやり、社会常識などを備えた人ならば、なかなかできないようなひどいこと、卑怯なこと、悪どいこと、あまりにも恥ずかしすぎてできないようなことまで、彼ら悪質な連中はやってのけます。
 チンピラやゴロツキなどが一般人より強い理由と同じです。
 普通の人や優しい人が、人を殺傷するのを何とも思わないような悪人とまともにやりあっても勝てないのと同じです。
 とにかく「何でもあり」というか、あらゆる卑怯な手も平気で使ってくるのが、ネット工作員や悪質行為の常習者です。
 公平なレフリーとか、警察のようにきちんと取締りをしてくれる公的機関でもあれば、そのような悪人たちは簡単に捕まり、処罰されるのでしょう。しかしながら、法が不備や未整備があったり、なかなか管理が行き届いていないのが、残念ながら今のネット社会の現状です。結果的に、弊サイトでも何度も批判してきた悪質行為の常習者のように、善良な一般人を喰い物にしているような悪どい奴らが多数、事実上野放しになってしまいます。

 一般ブロガーや普通のユーザーが、まともに相手をしようとしても危険です。
 「大丈夫だろう」と楽観的に考えていたら……。
 優しいというか、人が良すぎるために、悪質行為者をなかなか追い出せずにいたら……。
 あっという間に付け入られて、本人ばかりか周りの人たちまでが、ひどい荒らしや中傷、粘着などの被害に遭って潰されてしまうという。
 残念ながら、そんな事例が今でもあとを絶ちません。

 以下、悪質行為者たちの卑怯な手口・工作を(ほんの一部ですが)いくつか紹介しましょう。
たかが「荒らし」と思って決して侮るなかれ。必要以上に恐れることもないが(2)
 前回に続いて、いわゆる「ネット右翼」(私は「ネット屑」「ネット工作員」「悪質行為者」と呼んでいますが)など悪質な連中の恐ろしさや、注意すべき点についての話をします。

 「彼らを恐れる必要はない。しかし、決して彼らを軽く見すぎてもいけない」

 彼ら「ネット工作員」や「悪質行為の常習者」は、他人を貶める、あるいは他人の足を引っ張り、陥れるなどの悪事に関しては「エキスパート」である。

 特に、長年ネットで多くの悪質行為を重ね、多くの人を貶め、陥れ、そしていくつものサイトを閉鎖や炎上、更新停止などに追い込んできた経験やその蓄積はだてではありません。
 そこを軽く見て、彼らのことを良く知らない、あるいは彼らの攻撃に慣れていない一般ユーザーが、勇気や正義感だけで彼らに立ち向かっていったとしても、逆にやられてしまうだけです。

 彼らに対処・対抗するためには、彼らの性質などをよく知り、そして適切な対処法をとらなければなりません。
 今回も、彼ら「ネット工作員」「悪質行為の常習者」のどこが恐ろしいのか、どういったことに注意すべきかなのか、を論じます。

 少なくとも、これを読んだ読者の皆さんには、彼らを甘く見て隙をつかれることのないように。ネットで発言する権利と機会を失うことのないように、していただきたいものです。

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 前回の続きです。
 今回も、いわゆる「ネット右翼」(注:こういう言い方は、真面目な「右派」「保守派」「民族派」の方々に失礼だと思いますので、以降はなるべく「ネット屑」「ネット工作員」「悪質行為者」などと呼ぶことにします)の恐ろしさや、注意すべき点などについての話をしていきたいと思います。
たかが「荒らし」と思って決して侮るなかれ。必要以上に恐れることもないが(1)
 いわゆる「ネット右翼」と呼ばれる連中(私は「ネット屑」「ネット工作員」「悪質行為者」と呼んでいますが)など、ネットで悪質な言論妨害行為を行う人たちは、相変わらずいるようです。
 今回は、ネットユーザーの皆さん、特に彼らによる悪質な嫌がらせや言論妨害などの危機に晒されている方々に言いたいことがあります。

 「彼らを恐れる必要はない。しかし、決して彼らを軽く見すぎてもいけない」

 何故、そんなことを言うのか、ですって?
 それは、ネットで悪質行為を行う者たちにやれらてしまう(サイト閉鎖・炎上させられたり、ネットでの活動を停止せざるを得ない状態に追い込まれてしまう)人たちの中に意外に多いのが、彼らを侮った、軽く見すぎてしまったがゆえに、逆にスキを突かれてやられてしまう人たちだからです。

 「いわゆる“ネットウヨ”などを恐れることはない」と、よく言われます。
 確かに弊サイトでも、「彼ら悪質なネット屑どもは、実は見かけほど恐ろしくはない“張り子の虎”だから、必要以上に恐れて萎縮することはない」ということを、言ってきました。
 しかしその一方で決して忘れてはならない、見落としてはならないことがあります。

 彼ら「ネット工作員」や「悪質行為の常習者」は、他人を貶める、あるいは他人の足を引っ張り、陥れるなどの悪事に関しては「エキスパート」である。

 特に、長年ネットで多くの悪質行為を重ね、多くの人を貶め、陥れ、そしていくつものサイトを閉鎖や炎上、更新停止などに追い込んできた経験やその蓄積はだてではありません。
 そこを軽く見て、勇気や正義感だけで彼らに立ち向かっていったとしても、逆にやられてしまうだけです。

 彼らに対処・対抗するためには、彼らの性質などをよく知り、そして適切な対処法をとらなければなりません。
 今回から数回にわたって、彼ら「ネット工作員」「悪質行為の常習者」のどこが恐ろしいのか、どういったことに注意すべきかなのか、を論じます。

 少なくとも、これを読んだ読者の皆さんには、彼らを甘く見て隙をつかれることのないように。ネットで発言する権利と機会を失うことのないように、していただきたいものです。

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2ちゃんねる から子供たちを守ろう!


 さて、久しぶりに「荒らし等悪質行為への対策」を考える記事を書くことになりました。
 その前にまず、残念なお知らせがあります。
 というか、今回このような記事を書くことになったのも、その出来事のためなのです。

 『雑談日記』さんがTBしてくださった記事等、何人かの読者さんからの連絡で知ったことですが。
 先日、私の知っているある方が、悪質行為者たちの集中攻撃を受けて、サイトを閉鎖されたようなのです。
 その方は以前、弊サイトにもコメントを寄せてくださった方なのですが、それだけに残念でなりません。

 ある読者さんのお話によれば、その方はどうやら、悪質行為者たちをちょっと軽く見ておられたようです。
 ところが、逆にその方は、ネットでの書き込みなどを悪質行為者たちに細かくチェックされ、なんとそこから居住地などの情報まで突き止められた上に集中攻撃を受け、サイト閉鎖に追い込まれたそうなのです。

 その方のように、悪質行為者たちにやられてしまう人たちの中に意外と多いのが、彼ら悪質な連中のことを甘く見すぎてしまうような人たちです。

 確かに、「ネットウヨなどを恐れるな」とよく言われます。
 実際、弊サイトでも何度もそういったことを言ってきました。

 しかし……これも改めてはっきり言うべきかもしれません。

 「彼らを恐れる必要はない。しかし、決して彼らを軽く見すぎてもいけない」

 おそらく彼らのうちのほとんどは、「他人のサイトや某大手掲示板等で、セコい荒らしや誹謗中傷をするしか能のない屑」でしょう。
 しかし中には、長年ネットで悪質行為の経験を積み重ねてきた常習者(おそらくその中には「プロ」もいる!)の中には、おそるべき能力・技術を身につけた者もいるのです。彼らは、他人を貶め、陥れ、他人の言論活動をつぶすことにかけてはまさにエキスパートです。
 そのような奴らとごく普通の一般ネットユーザーとが、普通に喧嘩をすれば、どうなるか? ……答えは明らかでしょう。
 勇気はあっても何の防犯知識・手段も持たない一般人が、プロの犯罪者(あるいは、前科何十犯という犯罪者)に立ち向かうとどうなるか? いかに悲惨な結果になるかは、明らかでしょう。それと同じようなことです。

 「ネット工作員」や「悪質行為の常習者」など、ネットでの悪質行為に慣れた者たちに対処するには、彼らの手口や性質などをよく理解した上で、適切な対処法をとらなければならない。

 そのように考えて私は、今まで「荒らしなど悪質行為に対処するための記事」をいくつも書いてきました。

 過去の記事とダブってしまう部分もあるかもしれませんが、今回はそうした「悪質行為の熟練者」の持つ恐ろしさ、我々が警戒すべき点をいくつかあげることにします。
悪質荒らしを無視することの難しさと条件(5):荒らしの心理作戦・後編
 「悪質荒らしは無視が一番」とかよく言われます。
 しかしながら、実際にはこれが意外と難しかったりするのです。

 ネット工作員や熟練した悪質行為の常習者などは、無視されることも想定した上で「ヲチ・攻撃対象が無視しにくい状況」を巧みにつくりあげていきます。

 そのため、無視しようとは思ってみても、つい相手をして、向こうのペースにはまって、泥沼に引き込まれた(あるいは引き込まれそうになった)という場合もあるのです。

 今回も、あなたに無視をやめさせ、巧妙に泥沼に引きずり込もうとする悪質行為者の手口と、それに対抗するために必要な手段や方法・心構えについて話したいと思います。

 前々回前回に続いて、それらの手口のうち「心理作戦」というものについての話をします。

 悪質行為を行う者たちは、ヲチ・攻撃対象に無視をやめさせるため、あの手この手で相手の心を揺さぶってきます。
 釣り、挑発、ハッタリ、恫喝、あるいは味方や親切な第3者を装って近づくなど。
 時には、自分自身ではなくお仲間にやらせて、相手を自分たちの土俵に巻き込もうとします。

 こんな高度で手の込んだことをしてまで、ヲチ・攻撃を行うというネット工作員や悪質行為常習者の手口のことを、「心理作戦」と私は読んでいます。

 今回も、この心理作戦についての話をしたいと思います。 

 今回は特に、心理作戦を効果的に行うために、「ネット工作員や悪質行為の常習者たちが、ヲチ・攻撃対象を調査・分析しているか?」という点に着目していきます。
 まるで探偵か諜報機関のごとく、ヲチ・攻撃対象のことを徹底的に調査・研究することもあります。
 相手の性格。趣味や好み。文章の個癖。対象がよく訪れるサイト。相手が他サイトのコメント欄で行った発言まで細かくチェックするような念の入れようです。
 そこまでして、相手の性格や弱点などを分析して、相手を揺さぶり、無視をやめさせ、ダメージを与えようとしてくる。
 そんなことをうかがわせるようなケース、そして彼らの恐るべき情報力(収集力・分析力)がわかるようなケースを紹介します。



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 荒らしなどネットでの悪質行為を行う者たちが、相手に無視をやめさせるために行う手口などについて説明・考察する『悪質荒らしを無視することの難しさと条件』シリーズも、今回で5回目になりました。

 当初の予定ならば、もっと前にこのシリーズを終えて、他の話題に移っているところですが、延びに延びて今に至っています。
 18日に行われた大阪市長選挙は、民主党の新人候補が現職を破るという結果になりました。
 またしても自公政権の終わりが見えてきたような出来事であったわけです。
 もっとも、それに対する民主党も、まだまだ矛盾や問題を抱えているようですが……。
 このように、世の中は大きく動いているようです。

 それで、「このシリーズを一旦中断して他の話題に移りたいなー」と思ったことも正直あるのです。

 しかし……。

 現在でもあっちこっちのサイトに、アホな荒らしや粘着行為を続けているネット屑やネット工作員などが出没しているようです。
 それでお困りの方や、不愉快な思いをされている方も多いようです。
 「以前よりは、ネット工作員や悪質行為常習者の活動は下火になったかな?」と思っていたのに、最近また彼らの活動が活発化してきたようです。
 しかも、本シリーズでも述べているように、より巧妙化しているケースが多くなっているようです。
 おそらくは、彼らが主に支持・擁護しようとしている自民党政権が次第に追い詰められようとしているので、彼らも必死になっているのではないか? そのように私は考えているのですが。

 粘着や悪質行為の常習者たちや彼らへの対処策を考える必要性は、まだあるのではないか?

 そのように考え直して、このシリーズを続けること、そして荒らしや粘着などの悪質行為への対策やネットの言論問題に関するエントリーを書き続けることにしたのです。

 また先日、『喜八ログ』さんが、記事にて本シリーズを紹介されました。


「お隣りブログ記事拝見(4)」
http://kihachin.net/klog/archives/2007/11/blogs4.html


 喜八さん、ありがとうございます。
 おかげでアクセス数や、ランキングの順位と得票数も上がりました。
 何よりこうして紹介していただき、元気も百倍です。

 というわけで、このシリーズの続き、行きます!

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 さて、ここから本題。
 
 「詐欺師は、心理学者以上に心理学の実践者である」

 最近読んだある漫画にあった言葉です。
 しかし私はこうも思うのです。

 「ネット工作員や悪質行為の常習者もまた、心理学者以上に心理学の実践者である」

 前々回前回において、ネットで悪質行為を行う者やその協力者・同調者たちが、ヲチ・攻撃対象に無視をやめさせるために、心理的な揺さぶりをかける手口について論じてきました。

 その心理的攻撃は、無視をやめさせるばかりか、相手の平常心を乱し、深刻な精神的ダメージを与えるという恐るべき効果をあげることもあるのです。
悪質荒らしを無視することの難しさと条件(4):荒らしの心理作戦・中編
 「悪質荒らしは無視が一番」とかよく言われます。
 しかしながら、実際にはこれが意外と難しかったりするのです。

 ネット工作員や熟練した悪質行為の常習者などは、無視されることも想定した上で「ヲチ・攻撃対象が無視しにくい状況」を巧みにつくりあげていきます。

 そのため、無視しようとは思ってみても、つい相手をして、向こうのペースにはまって、泥沼に引き込まれた(あるいは引き込まれそうになった)という場合もあるのです。

 今回も、あなたに無視をやめさせ、巧妙に泥沼に引きずり込もうとする悪質行為者の手口と、それに対抗するために必要な手段や方法・心構えについて話したいと思います。

 前回に続いて、それらの手口のうち「心理作戦」というものについての話をします。

 悪質行為を行う者たちは、ヲチ・攻撃対象に無視をやめさせるため、あの手この手で相手の心を揺さぶってきます。
 釣り、挑発、ハッタリ、恫喝、あるいは味方や親切な第3者を装って近づくなど。
 時には、自分自身ではなくお仲間にやらせて、相手を自分たちの土俵に巻き込もうとします。

 こんな高度で手の込んだことをしてまで、ヲチ・攻撃を行うというネット工作員や悪質行為常習者の手口のことを、「心理作戦」と私は読んでいます。

 今回も、この心理作戦についての話をしたいと思います。 


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2ちゃんねる から子供たちを守ろう!

 前回の続きです。
 荒らしなどネットでの悪質行為を行う者たちが、相手に無視をやめさせるために行う手口などについて説明・考察する『悪質荒らしを無視することの難しさと条件』シリーズも、もう4回目になりました。
 前回に続いて、悪質行為を行う者たちが、相手に無視をやめさせる手口のうちの「心理作戦」についての話を、具体例をあげながらしていきます。

 その前に、いくつかお知らせがあります。

 前回前々回に紹介しました、ゴルバさんのサイトについてです。
 現在ゴルバさんは、これまでの記事を削除、もしくは非公開とされたようです。
 そのため現在では、リンク先の記事の中には、もう読めなくなっているものもあります。
 読者の皆さんには、そこをご了承いただきたく思います。

 それと、前回で紹介しました、ゴルバさんサイトで中畑が行った犯罪を匂わせる書き込み(注1)についてです。
 私自身もうっかりと見落としていたのですが、投稿者名をよく見ると「redpurge2001」でした。
 よく見ると、使用しているHNが違っていたわけですが……。
 何故でしょうか?
 もしかしたら、「似たようなHN使っているけど、実は別人」だとか?
 あるいは、ゴルバさんサイトに書き込みする時だけHNを変えた? だとしたら、何故?
 あるいは、それもまた「釣り」なのでしょうか?
 ……謎です。

 ただゴルバさんなど、彼の被害に遭ったヤフー・ブロガーの中には、真面目に警察に通報した人もいるそうです。
 果たしてどうなるか……じっくりと成り行きと結果を見ていきたいと思います。


 さて、前置きはここまで。
 以下、前回に続いて、「心理作戦」の事例を紹介していきます。
悪質荒らしを無視することの難しさと条件(3):荒らしの心理作戦・前編
 「悪質荒らしは無視が一番」とかよく言われます。
 しかしながら、実際にはこれが意外と難しかったりするのです。

 ネット工作員や熟練した悪質行為の常習者などは、無視されることも想定した上で「ヲチ・攻撃対象が無視しにくい状況」を巧みにつくりあげていきます。

 そのため、無視しようとは思ってみても、つい相手をして、向こうのペースにはまって、泥沼に引き込まれた(あるいは引き込まれそうになった)という場合もあるのです。

 前々回前回とに続いて今回も、あなたに無視をやめさせ、巧妙に泥沼に引きずり込もうとする悪質行為者の手口と、それに対抗するために必要な手段や方法・心構えについて話したいと思います。

 今回を含めた3階に渡って、それらの手口のうち「心理作戦」というものについての話をします。

 悪質行為を行う者たちは、ヲチ・攻撃対象に無視をやめさせるため、あの手この手で相手の心を揺さぶってきます。
 釣り、挑発、ハッタリ、恫喝、あるいは味方や親切な第3者を装って近づくなど。
 時には、自分自身ではなくお仲間にやらせて、相手を自分たちの土俵に巻き込もうとします。

 さらには、まるで探偵か諜報機関のごとく、ヲチ・攻撃対象のことを徹底的に調査・研究することもあります。
 相手の性格。趣味や好み。文章の個癖。対象がよく訪れるサイト。相手が他サイトのコメント欄で行った発言まで細かくチェックするような念の入れようです。
 そこまでして、相手の性格や弱点などを分析して、相手を揺さぶり、無視をやめさせ、ダメージを与えようとしてくる。

 こんな高度で手の込んだことをしてまで、ヲチ・攻撃を行うというネット工作員や悪質行為常習者の手口のことを、「心理作戦」と私は読んでいます。

 今回と次回、及び次々回にわたって、この心理作戦についての話をしたいと思います。 


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2ちゃんねる から子供たちを守ろう!

 本来ならば、今回でこのシリーズを終わる予定だったのですが、いざ書き始めると3回分の長さになってしましました(汗)。
 これも私の計画性の無さゆえなのですが……。
 そろそろ他の話題に移りたいという気持ちもあります。
 が、せっかくここまで来た本シリーズを、中途半端なまま中断するのもイヤだという気もします。

 というわけで、前々回と、前回の続きです。
 「荒らしなどの悪質行為には無視が一番」とは言いますが、それが意外と難しいのです。
 何故なら、悪質行為を行う者たちも、あの手この手を使って、ヲチ・攻撃対象が無視しにくい状況をたくみに作り出すからです。
 その手口は、大きく分けて次の3つです。


(1)物量作戦

(2)人質作戦

(3)心理作戦



 他にもいろいろな手口、さらに複雑で巧妙な手口もあるようですが(少なくとも私の知り限りでは)、そのほとんどが上記の3つに大別できます。

 今回より、(3)の心理作戦について論じます。




手口その3:心理作戦・前編

 荒らし対策を考える時、または荒らしの現場などを見た時、よく思い出す話があります。

 以前、水木しげる先生(注1)の本で読んだことのある、デュルガーという妖怪の話です。
 デュルガーとは、イギリスのある地方に現れるという小人の姿をした妖怪です。
 いつも人間に対して悪意を抱き、隙あらば生命を奪おうとする、非常に邪悪で危険な妖怪です。
 そのデュルガーが旅人を罠にかけて生命を奪おうとした話が残っています。

 昔、ある旅人が夜道に迷いました。
 困り果てていたところに、一軒の小屋が見つかり、旅人はそこへ一夜の宿を求めて入っていきました。
 その小屋の中にデュルガーが入ってきました。
 デュルガーは、旅人に火の弱くなった暖炉に薪をくべるように指示しました。
 しかし旅人は、デュルガーが邪悪な妖怪であることを知っていたので、警戒して無視しました。
 デュルガーは、一本の薪をへし折り、「おまえさんにはできないじゃろう」と言って旅人を挑発しました。
 しかし旅人はそれでも、黙って無視し続けました。
 デュルガーはなおも、旅人に対して挑発や罵倒を行いましたが、旅人はひたすら無視を続けました。
 そのうちに、夜明けを告げる雄鶏の鳴き声が聞こえてきました。
 すると小屋も、デュルガーの姿も消えてしまいました。
 小屋はデュルガーが作り出した幻だったのです。
 そして旅人がいた場所は……断崖絶壁の間際だったのです。
 もし、デュルガーの挑発にのって身を動かしていたのなら、旅人の生命はなかったでしょう……。


 お気づきの方もいるとは思いますが、この話……荒らしの手口とか、荒らし被害とかの話に似ているとか思いませんか?(笑)

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