それでも歴史の歯車を逆戻しさせるな!(2):悪法編
このままでは、民主党だけでなく、政治全体に対する失望や無気力・無関心にまで拡大しかねません
しかしちょっと待っていただきたい。
だからといって、政権交代の歴史的意義まで否定してしまってもいいのか、と。
11月13日の記事『それでも歴史の歯車を逆戻しさせるな!』に続いて今回は、自民党が持ち出してきた民主主義を脅かす悪法のいくつかと、その背後にあると思われる「市場原理主義」についての話をします。
そして、「自民党政治」と「市場原理主義」が否定された、今回の選挙の歴史的意義を忘れないように、問いかけたいのです。
(komichi)

冒頭の動画は、今回の記事にも関係のある話です。
もし、解散総選挙がなかったら……。
もし、自公政権が今も続いていたら……。
この国も、冒頭の動画と同じ様な、あるいはさらに酷い状況になっていただろう、ということです。
もうしばらく政治や社会の話等はお休みして、「京都妖怪紀行」のシリーズを続けようと思っておりましたが、ここに来てまた予定を変更しました。
これもまた、私の計画性の無さや意志の弱さゆえでもあるのですが、もうひとつ理由があります。
というのはつい先日、本当にビビってしまうようなことがあったことがあったからです。
どういうことかといいますと……。
まずは、『或る浪人の手記』さんのことろなど、ネット各所で大騒ぎになった以下の記事を紹介します。
京都妖怪紀行(8):三井寺の霊泉と左甚五郎の竜

この不敵な面構えの竜の彫り物。
これは、前回記事と同じく、三井寺(園城寺)にゆかりのあるものです。
この彫り物は、三井寺境内にある閼伽井屋(あかいや)の上部にあるものです。
この竜は、左甚五郎という伝説的な彫刻職人が彫ったものだと伝えられています。
なんとこの竜、昔は夜毎に動き出し、琵琶湖周辺で悪事を繰り返したなどという伝説があるのです。
製作者の左甚五郎が、竜の左目にのみを打ち込んで、その悪事を封じたといわれています。
なるほど。どうりで不敵な面構えをしているわけですね(笑)。
京都妖怪紀行(7):鉄鼠の社
そこで、しばらく中断していました「京都妖怪紀行」シリーズを再開させたいと思います。
シリーズ前回から3ヶ月ほど経ってしまいましたが(汗)、それでも再開させたいと思います。
さて今回の記事は、次の写真にある小さな社についての話題です。
ぼんやりしていると見落としたり、そのまま素通りしてしまいそうな小さな社。
でも、この社。
シリーズ前回及びシリーズ前々回でとりあげた祟徳上皇の怨霊のように、歴史に名高い妖怪・怨霊が祭られた社なのです。
妖怪・鉄鼠(てっそ)。
元は、平安時代に園城寺(三井寺)に居た「阿闍梨(あじゃり)」の位を持った頼豪(らいごう)という高僧だった人物。
自ら魔道に身を落とし、皇室や比叡山に祟りを成したという怨霊。
「鉄鼠こと頼豪が何をしたのか」
「何故、自ら魔道に身を落として妖怪になってしまったのか」
結構有名な妖怪の一人なので、ご存知の方も多いかもしれませんが、ご存知のない方や興味のある方は、こちらとこちらをご覧ください。
この社は、正式には「十八明神」、一般には「ねずみの宮」と言われており、本来は伽藍を守護する神だそうです。
それでも歴史の歯車を逆戻しさせるな!
思っていたよりはあまり落ちなかったな、とは思うものの、動揺は否定しようもありません。
これを機に、旧自公政権の支持者・信者だけではなく、反自民の人たち(例えば、日本共産党の支持者とか)の中から、「そうら見たことか、だから民主党に政権交代させるのは駄目だったんだ」とばかりに、したり顔で政権交代を否定する発言をする人たちが出てきそうです(もう既に出てきているか……)。
確かに、当初の公約を実現できずにぶれまくっているような、民主党新政権の頼りなさ・不甲斐なさを見ていると。
また(他に優先させるべき事案がたくさんあるにもかかわらず)「外国人参政権」など有権者の多数が支持しているとは思えないようなシロモノを持ち出してきたりなど。
「民主党に任せていいのか? この政権交代は本当によかったのだろうか?」と、不安になる気持ちもわからないわけではありません。
しかしちょっと待っていただきたい。
だからといって、政権交代の歴史的意義まで否定してしまってもいいのか、と。
民主主義のために、批判や対抗勢力の育成は必要ですが、発足したばかりの新政権そのものを否定してしまっていいのか、と。
さらに、「小選挙区」「事実上の二大政党制」があり、事実上の対抗勢力が未だ自民党しか見当たらないという現状においては、「新政権の失墜」が「自民党政権の復活」に結びつく可能性も否定できないのですが、それでもいいのですか、と。
(おそらく、自民党とその信者、支持者、及び産経新聞さんなどは、それを狙って必死で民主党へのネガティブ・キャンペーンを展開しているのでしょう。ちなみに「日本共産党が対抗勢力として伸張していく」という可能性は、今のところ私の中にはありません。すみませんが)
どうか、「何故、政権交代をしたのか?」とか、「自民党が政権党時代に何をしてきたのか? 何をもたらしてきたのか?」とかを、絶対に忘れないでいただきたいのです。
今回は、新たに明らかになった情報も交えて、その辺の話をしたいと思います。
当初の予定とはまた変わりますが、そこはご容赦のほどを。
(komichi)


久々にゆっくりと記事が書ける休日です。
しかし、それがよりにもよって「13日の金曜日」だとは……。
まあ、それはいいとして。
またも前回の記事から一ヶ月くらい更新を止めてしまいました。
その間もいろんなことがあり、いくつも変化もあり、またいろいろと明らかになったこともありました。
今回は前回記事の最後で言いました予告から、ちょっと予定を変更して、新たに明らかになった話題も含めて、話を進めたいと思います。
まず最初に、ここ一ヶ月の間に新たにわかった話題についての話からします。
いえ。
より正確には、「新たにわかった」というよりも、「みんな薄々は気付いていたけど、よりわかりやすい形で明確になった」と言うべきでしょうか?
こんなにヒドい日本の貧困率の実態(2009年10月24日10時00分 / 提供:ゲンダイネット)より
日本人は世界で4番目に貧しい――こんな情けない調査結果が出た。
これは厚労省が国民生活基礎調査の既存データをもとに計算した「相対的貧困率」。簡単に言うと所得が平均の半分に満たない人たちの比率で、数字が大きいほど貧しい層が多い。
直近の07年は15.7%で、98年の14.6%から1.1ポイントの増加。この数字はOECD(経済協力開発機構)に加盟している30カ国の平均10.6%を上回り、ワースト4位に位置する。
ちなみに最悪はメキシコで以下、トルコ、米国の順番。アジア圏では韓国が6位だった。また、18歳未満の子供の貧困率も日本は98年の13.4%から07年は14.2%に悪化している。
「リーマン・ショックが起きた昨年や今年の貧困率がさらに悪くなるのは間違いありません。大きな原因は非正規雇用労働者の増加です」
こう言うのは「労働相談センター」広報担当の須田光照氏。労働者の総数に占める非正規雇用の割合は、02年の29.4%から08年は34.1%に増えている。
「小泉改革のせいで工場などの製造業でも非正規労働者を雇えるようになり、雇用が不安定で低賃金の人が増えました。こうした人の多くは雇用保険にも入れない。企業から使い捨てにされ、ネットカフェ難民や派遣村という社会問題を起こしました」
●小泉時代にとんでもない国にされてしまった
小泉改革はいまだに家計を圧迫している。民間の調査によると、08年の「貯蓄しなかった」家庭は実に32.8%で、04年より4.1ポイントも増加している。また、ある調査では対象者1万5000人の53%が弁当を持参して外食を減らしたと答えているし、食費を抑えるために主婦の55%が焼きそばを作っているという調査結果もある。
「正規雇用の人が家族手当や住宅手当を大幅に削られたり、ボーナスがゼロになるケースも増えています。これまで21年間労働相談をやってきましたが、相談件数は毎月400件台だったのが今年は500件を突破。“今日食べるものがない”という悲痛な叫びが寄せられています」(須田氏)
「痛みを分かち合う」と言って国民を手玉に取った男のせいで、いまや年収200万円以下の人は1000万人にのぼる。民主党は小泉のデタラメ政治の責任をトコトン追及するべきだ。
(日刊ゲンダイ2009年10月21日掲載)
日本の貧困率15.7%であり、その大きな原因が「雇用環境の悪化など小泉市場原理主義改革の負の遺産」であるとは。
これだけでも、自民党(特に小泉政権以降)の実態がどのようなものだったかがよくわかるでしょう。
外国人参政権問題で、民主党だけ叩いてもあまり意味が無いと思うが……。(その2)
でも、そういう人たちに私は言いたいのです。
「そんなことをしても、あまり意味はないんじゃないか?」と。
その理由は以下の4つです。
(1)自民党の方も「外国人参政権推進」に組する人たちがいるから。また党として「反対」の姿勢を打ち出せないから。
(2)自民党も民主党以上に売国政策を推進してきた。また、これからも更なる売国政策を推進しようとしているから。
(3)自民党も民主党も、「資本の論理」及び「アメリカの意向」によって動かされ、売国政策を推進しようとしている政党だから。そのような政党しか力が持てないシステムになってしまったから。
(4)今回の選挙において民主党に投票した有権者の多くは、民主党が問題の多い政党だと知りつつも、自民党政治にノーを突きつけたから。
今回は、そのうち(3)について論じたいと思います。
(komichi)

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冒頭のバナーは『或る浪人の手記』さんの作品です。
今回の話題に大いに関係あるものですから。
さて、またもや月平均の労働時間がおよそ300時間という仕事の多忙(連休? そんなもの私には関係ないですよ。むしろ、その時期にかえって忙しくなったような……)で前回からだいぶ空いてしまったようですが、その続きです。
最近、外国人参政権などの問題で、やたらと民主党の粗探しに必死な自民支持者や麻生・安倍信者の人たちが多いようなので、前回にて、「外国人参政権などの売国政策に関して、民主党だけ叩いても意味ないよ」と思う理由を以下4つあげました。
(1)自民党の方も「外国人参政権推進」に組する人たちがいるから。また党として「反対」の姿勢を打ち出せないから。
(2)自民党も民主党以上に売国政策を推進してきた。また、これからも更なる売国政策を推進しようとしているから。
(3)自民党も民主党も、「資本の論理」によって動かされ、売国政策を推進しようとしている政党だから。そのような政党しか力が持てないシステムになってしまったから。
(4)今回の選挙において民主党に投票した有権者の多くは、民主党が問題の多い政党だと知りつつも、自民党政治にノーを突きつけたから。
今回は、そのうち(3)について論じたいと思います。
(3)自民党も民主党も、「資本の論理」によって動かされ、売国政策を推進しようとしている政党だから。そのような政党しか力が持てないシステムになってしまったから。
民主党が外国人参政権なるものを推進しているからといって、必ずしも「民主党=売国、自民党=愛国・非売国」というわけではない。
なんか、未だにそういう幻想を抱いているかのような人たちも居るようですが。
外国人参政権問題で、民主党だけ叩いてもあまり意味が無いと思うが……。(その1)
でも、そういう人たちに私は言いたいのです。
「そんなことをしても、あまり意味はないんじゃないか?」と。
その理由は以下の4つです。
(1)自民党の方も「外国人参政権推進」に組する人たちがいるから。また党として「反対」の姿勢を打ち出せないから。
(2)自民党も民主党以上に売国政策を推進してきた。また、これからも更なる売国政策を推進しようとしているから。
(3)自民党も民主党も、「資本の論理」によって動かされ、売国政策を推進しようとしている政党だから。そのような政党しか力が持てないシステムになってしまったから。
(4)今回の選挙において民主党に投票した有権者の多くは、民主党が問題の多い政党だと知りつつも、自民党政治にノーを突きつけたから。
今回は、そのうち(1)と(2)について述べます。
(3)と(4)については、長くなりますので次回以降に論じたいと思います。
(komichi)

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前回記事からの怒りが治まったわけではありませんが、少しくらいは頭を冷やしただろうと自分で思いますので、予定(及び読者さんへの約束)どおりに、外国人参政権についての記事を書きます。
最近、外国人参政権問題に関して、やたらと民主党叩きをしている人たちを見かけます。
弊サイトにもよくTBを送ってくださる麻生自民党支持者(信者)らしき某ブロガーさんもその一人のようですが。
きっと皆さん、必死なのでしょうね。
少しでも攻撃材料を探して、民主党を政権の座から引き摺り下ろし、自分たちの支持する自民党を政権復帰させたいのでしょうね。
「ご苦労様です」と言いたいところなのですが……。
でも、私自身も外国人参政権に反対する者の一人として言わせてもらいます。
外国人参政権問題に関して、民主党だけ叩いても無駄です。というか、あまり意味はないと思います。
私がそう思う理由は4つです。
(1)自民党の方も「外国人参政権推進」に組する人たちがいるから。また党として「反対」の姿勢を打ち出せないから。
(2)自民党も民主党以上に売国政策を推進してきた。また、これからも更なる売国政策を推進しようとしているから。
そして、(1)と(2)の根本にもある大きな理由。それは
(3)自民党も民主党も、「資本の論理」によって動かされ、売国政策を推進しようとしている政党だから。そのような政党しか力が持てないシステムになってしまったから。
そして最後に、
(4)今回の選挙において民主党に投票した有権者の多くは、民主党が問題の多い政党だと知りつつも、自民党政治にノーを突きつけたから。
では、以下4つの理由のひとつひとつについて述べてみましょう。


















